特許
J-GLOBAL ID:200903090562719940
エンジンにおける酸素センサの温度推定装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307610
公開番号(公開出願番号):特開平10-148152
出願日: 1996年11月19日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】酸素センサの素子温度を、エンジンの運転条件や環境条件に対応して高精度に推定する。【解決手段】基本燃料噴射量Tpとエンジン回転速度Neとに基づいて定常時の素子温度Tssを推定する。また、車速VSP及び外気温度Taに応じて補正係数Ka,Kbを設定する。そして、前記定常時の素子温度Tss,補正係数Ka,Kbに基づき所定の時定数で素子温度Tsを演算する。ここで、酸素センサに付設されたヒータへの通電開始から所定時間内であるときには、前記演算結果の出力を禁止し、前記所定時間が経過してから演算結果の素子温度Tsを出力する。
請求項(抜粋):
エンジンの排気通路に設けられて排気中の酸素濃度に感応して出力が変化する酸素センサの温度推定装置であって、エンジンの負荷を検出する負荷検出手段と、エンジンの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記負荷検出手段で検出されたエンジンの負荷と前記回転速度検出手段で検出されたエンジンの回転速度とに基づいて定常時における前記酸素センサの素子温度を演算する定常温度演算手段と、前記エンジンを搭載した車両の走行速度を検出する車速検出手段と、該車速検出手段で検出された車両の走行速度に応じて前記定常温度演算手段で演算される定常時における素子温度を補正するための補正係数を設定する車速による補正係数設定手段と、外気温度を検出する外気温度検出手段と、該外気温度検出手段で検出された外気温度に応じて前記定常温度演算手段で演算される定常時における素子温度を補正するための補正係数を設定する外気温度による補正係数設定手段と、前記定常時温度演算手段で演算された常時時の素子温度,前記車速による補正係数設定手段で設定された補正係数及び前記外気温度による補正係数設定手段で設定された補正係数に基づいて前記酸素センサの素子温度を演算し、該演算結果の素子温度信号を出力する素子温度演算手段と、を含んで構成されたエンジンにおける酸素センサの温度推定装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 368
, F02D 35/00 368
, F02D 41/14 310
FI (3件):
F02D 45/00 368 G
, F02D 35/00 368 B
, F02D 41/14 310 E
前のページに戻る