特許
J-GLOBAL ID:200903090563723810

複素変復調方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-029375
公開番号(公開出願番号):特開平6-244883
出願日: 1993年02月18日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【構成】変調信号点配置回路81に入力されるデータ信号I,Qのデータ周波数をfC1とするとき、ディジタル補間回路82,83によってfC2=fS/N(ただし、データ信号I,Qの信号最高周波数はfC2/2より低くなるようにNを選ぶ。)となる標本化周波数fC2に変換する。複素係数フィルタ84の実入力端子に補間したデータ信号I,虚数入力端子に補間したデータ信号Qを入力し、実信号出力を取り出す。複素フィルタ出力信号をDA変換器85でアナログ信号に変換し、アナログ帯域通過フィルタ86で所望の周波数成分を取り出し、直交変調を行う。【効果】回路規模が縮小され、標本化周波数を下げることができ、ディジタル化が容易となる。従来のアナログ回路による回路素子偏差,直交歪等の問題点を回避することが出来る。
請求項(抜粋):
搬送周波数f<SB>C</SB>に等しい標本化周波数f<SB>D</SB>を持つ信号帯域2f<SB>B</SB>(2f<SB>B</SB><f<SB>D</SB>)の変調データ信号を、通過帯域2f<SB>B</SB>,通過帯域中心周波数f<SB>O</SB>(=f<SB>C</SB>)の周波数特性を有し、Nf<SB>O</SB>(Nは3以上の整数)の標本化周波数f<SB>S</SB>(=Nf<SB>O</SB>)で動作する複素係数帯域通過ディジタルフィルタでフィルタリングし、前記複素係数ディジタルフィルタの実数部出力あるいは虚数部出力を、ディジタルアナログ変換器でアナログ信号に変換し、アナログ帯域通過フィルタでf<SB>C</SB>-f<SB>B</SB>からf<SB>C</SB>+f<SB>B</SB>の周波数成分を取り出すことにより、直交変調波信号を得ることを特徴とする複素変調方式。
IPC (3件):
H04L 27/20 ,  H04L 27/00 ,  H04L 27/22

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