特許
J-GLOBAL ID:200903090569978119

伝送路切替方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-345355
公開番号(公開出願番号):特開平10-190671
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 加入者毎に予備伝送路の要否を区分して予備伝送路を最小限に抑え、予備伝送路の必要な加入者には障害時に確実かつ迅速に伝送路切替を行う。【解決手段】 ステップS11で通信網への加入申込の受付処理が行われ、ステップS12で予備伝送路の要否に関する申込情報に基づいてユーザ区分が行われる。ステップS13で現用伝送路の割当てが可能か否かが判定され、可能であればステップS14でユーザ区分の判定が行われる。予備伝送路を必要としない一般ユーザの場合は、ステップS17で現用伝送路の登録処理が行われる。予備伝送路を必要とする重要ユーザの場合は、ステップS15で予備伝送路の割当てが可能か否かが判定され、可能であればステップS16で現用伝送路及び予備伝送路の登録が行われる。予備伝送路の登録が行われている重要ユーザの現用伝送路に障害が発生したときには、直ちに予備伝送路への切替が行われる。
請求項(抜粋):
複数のノードと該ノード間を接続するディジタル回線とを備え、前記各ノードは、前記複数のノードの内の任意の2つのノードを接続する前記ディジタル回線の経路の組合わせが予め登録された経路設定テーブルと、前記ディジタル回線毎に加入者への割当て状態が登録された回線割当テーブルと、前記加入者毎に割当てられた伝送路を登録する加入者情報テーブルと、通信サービスの利用を申込む申込者の、発信元ノード、着信先ノード、所要伝送帯域、及び予備伝送路の要否の申込情報に基づいて前記伝送路を割当てる伝送路割当部と、前記伝送路割当部による伝送路割当てに基づいて前記伝送路を構成する伝送路構成部と、前記複数のノード及びディジタル回線の稼働状態を監視して障害状態を検出する障害検出部と、前記障害状態の検出時に前記伝送路の構成を切替える伝送路切替部とを、それぞれ有する通信網を用いた伝送路切替方法であって、前記伝送路割当部において、前記申込者の申込情報に基づいて、該申込者が現用伝送路に加えて予備伝送路を必要とする第1のユーザか、該予備伝送路を必要としない第2のユーザかを区分するユーザ区分処理と、前記経路設定テーブル及び前記回線割当テーブルを参照して、前記申込情報に基づいて前記発信元ノードと前記着信先ノードの間に前記所要伝送帯域の前記現用伝送路の割当てができるか否かを判定する第1の割当判定処理と、前記申込者が前記第1のユーザで、かつ前記第1の割当判定処理で前記現用伝送路の割当てができると判定されたときに、更に前記経路設定テーブル及び前記回線割当テーブルを参照し、前記申込情報に基づいて前記発信元ノードと前記着信先ノードの間に前記所要伝送帯域の前記予備伝送路を、該現用伝送路の経路とは異なる経路によって割当てができるか否かを判定する第2の割当判定処理と、前記申込者が前記第2のユーザで、かつ前記第1の割当判定処理で前記現用伝送路の割当てができると判定されたときには、前記通信網の加入者として該現用伝送路を前記加入者情報テーブルに登録し、該申込者が前記第1のユーザで、かつ前記第1及び第2の割当判定処理で該現用伝送路及び前記予備伝送路の割当てができると判定されたときには、該通信網の加入者として該現用伝送路及び該予備伝送路を該加入者情報テーブルに登録する登録処理とを順に行った後、前記伝送路構成部により、前記加入者情報テーブルに登録された前記加入者の前記現用伝送路の割当てに基づいて、前記発信元ノードから前記着信先ノードまでの前記所要伝送帯域の伝送路を構成する伝送路構成処理を行い、前記伝送路構成処理の後、前記障害検出部によって前記障害状態を検出したときには、前記加入者情報テーブルを参照して該障害状態によって通信不能となる前記加入者を抽出する障害検出処理を行い、前記伝送路切替部により、前記障害検出処理によって抽出された前記加入者の前記加入者情報テーブルを参照し、該加入者に前記予備伝送路が割当てられているときには、伝送路の構成を該予備伝送路に切替える伝送路切替処理を行うことを特徴とする伝送路切替方法。
IPC (5件):
H04L 12/28 ,  H04L 1/22 ,  H04L 12/24 ,  H04L 12/26 ,  H04Q 3/00
FI (5件):
H04L 11/20 G ,  H04L 1/22 ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/08 ,  H04L 11/20 C

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