特許
J-GLOBAL ID:200903090574846042

オボアルブミンプロモーターによる卵白特異的物質生産

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 安富 康男 ,  秋山 文男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-061038
公開番号(公開出願番号):特開2008-220224
出願日: 2007年03月09日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】医薬品向け高機能性タンパク質の生産方法としてトランスジェニックニワトリによる卵での生産手法が提案されているが、全身発現系のプロモーターでは発現量は多いが目的タンパク質によっては宿主に毒性を呈することから発現致死にいたる問題がある。そこで、普遍的な卵での高機能性タンパク質生産方法として鳥類の卵管特異的に機能するプロモーター配列を用いて卵管特異的な発現と実用レベルでのタンパク生産方法が必要とされる。【解決手段】鳥類卵管細胞で外来性目的タンパク質を高生産させるためにはオボアルブミンプロモーターを利用して卵管特異的な発現を実現することと、その転写活性を増強することにより達成される。オボアルブミンプロモーター配列を切り詰め、卵管特異的発現が可能な出来るだけ短い配列を得、転写活性化因子としてテトラサイクリン応答型のヘルペスウイルス由来VP16因子を組込み、オボアルブミンプロモーターの転写活性を増強するレトロウイルスベクターを作製し、トランスジェニックニワトリを作製したところ、卵管で高発現するトランスジェニックニワトリを作製することに成功した。【選択図】なし
請求項(抜粋):
遺伝子発現用プロモーターであって、オボアルブミンプロモーターの、 a)ホルモン依存性DNaseI超感受性部位IIIの全部または一部を有し、 b)ホルモン依存性DNaseI超感受性部位I及び/またはホルモン依存性DNaseI超感受性部位IIを含まず、 c)鳥類において卵管特異的に機能し、3kbp以下でかつ1.0kbpを超え、 d)TATAボックスを含む、 部分領域からなるプロモーター。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  A01K 67/027
FI (2件):
C12N15/00 A ,  A01K67/027
Fターム (25件):
4B024AA01 ,  4B024AA03 ,  4B024AA20 ,  4B024BA01 ,  4B024BA02 ,  4B024BA21 ,  4B024BA61 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024CA09 ,  4B024CA12 ,  4B024CA20 ,  4B024DA02 ,  4B024DA03 ,  4B024DA06 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024FA08 ,  4B024GA12 ,  4B024GA13 ,  4B024HA11 ,  4B024HA13 ,  4B024HA14 ,  4B024HA20
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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