特許
J-GLOBAL ID:200903090579110664

レンズの射出圧縮成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088035
公開番号(公開出願番号):特開平9-277327
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 高い形状精度で、しかも、高品質なレンズを成形することができるレンズの射出圧縮成形方法を提供する。【解決手段】 複数のレンズ成形用キャビティ、ランナおよびスプールを有するモールド構成体に必要な量の溶融樹脂を計量したのち、その溶融樹脂をノズル内の通路を通じて、所定の容量の大きさに設定されかつ設定温度にヒートアップされた金型内のモールド構成体内に射出する。ここで、ノズルシャットピンをスプール内に突出させてノズルの通路先端を閉塞するとともに、溶融樹脂の射出完了後または射出完了直前にモールド構成体内の溶融樹脂を圧縮し、冷却した後、成形品として取り出す。
請求項(抜粋):
レンズ凹凸面成形用の一対のキャビティ形成部材を含むレンズ成形用キャビティ、このレンズ成形用キャビティに連通するランナおよびこのランナに連通するスプールを有するモールド構成体を内部に備えた金型を用いて、熱可塑性樹脂からなるレンズを成形するレンズの射出圧縮成形方法であって、前記熱可塑性樹脂を加熱可塑化し、前記レンズ成形用キャビティ、ランナおよびスプールを有するモールド構成体に必要な量の可塑化熱可塑性樹脂を計量する計量工程と、前記金型を型閉じし、前記レンズ成形用キャビティ内に圧縮代を残して前記モールド構成体の容積を所定の大きさに設定する型準備工程と、前記金型を設定温度にヒートアップするヒートアップ工程と、前記計量工程によって計量された可塑化熱可塑性樹脂をノズル通路を通じて前記モールド構成体に射出したのち、遮断部材を前記スプール内に突出させて前記ノズル通路先端を閉塞する射出工程と、前記可塑化熱可塑性樹脂の射出完了後または射出完了直前に、前記圧縮代を圧縮する圧縮工程と、この圧縮工程で圧縮している間に、前記レンズ成形用キャビティのキャビティ形成部材を再加熱したのち冷却して前記モールド構成体内の熱可塑性樹脂を凝固させる再加熱冷却工程とを備えたことを特徴とするレンズの射出圧縮成形方法。
IPC (5件):
B29C 45/56 ,  B29C 45/76 ,  B29D 11/00 ,  B29K101:12 ,  B29L 11:00
FI (3件):
B29C 45/56 ,  B29C 45/76 ,  B29D 11/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-227430
  • 特公昭48-038473
  • 特開平3-219936
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