特許
J-GLOBAL ID:200903090582227106

データ伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-245919
公開番号(公開出願番号):特開平5-091046
出願日: 1991年09月25日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 電気-光変調器(レーザダイオード)の入力電流に依存して発生する光信号の波長変化と、光ファイバの分散特性の両者による復調データの非線形歪の影響を抑え、信頼性の高いデータ伝送ができるようにする。【構成】位相変化回路15は、振幅信号発生器16と低域通過フィルタ17と位相変調器18とにより構成されている。振幅信号発生器16は分配器12から分配出力されたデータ信号からQAM変調器13の出力の振幅に対応する振幅成分を取り出す。低域通過フィルタ17は、QAM変調器13の内部にある低域通過フィルタと同様に振幅信号発生器16の出力信号から高域成分を除去する。位相変調器18は、低域通過フィルタ17を通過した信号により、局部発振器19から出力された局部発振信号の位相を変化させたうえで、周波数変換器14へ出力する。この位相変化回路15により、周波数変換器14から出力されるマイクロ波帯の信号に対して、光ファイバ21の入力データと出力データの信号の位相変化を打ち消す方向に位相変化が与えられる。
請求項(抜粋):
データ信号を2分岐させる分配器と、この分配器の一方の出力信号の周波数を中間周波数帯に変換する変調器と、第1の局部発振信号を出力する第1の局部発振器と、前記第1の局部発振信号を受けて前記変調器の出力信号をマイクロ波帯に変換する第1の周波数変換器と、この第1の周波数変換器の出力信号を光信号に変換する電気-光変換器と、この電気-光変換器から出力された光信号を伝送する光ファイバと、この光ファイバにより伝送された光信号を電気信号に変換する光-電気変換器と、第2の局部発振信号を出力する第2の局部発振器と、この第2の局部発振信号を受けて前記光-電気変換器の出力信号の周波数を中間周波数帯に変換する第2の周波数変換器と、この第2の周波数変換器の出力信号をデータ信号に復調する復調器と、前記分配器の他方の出力信号を受けて、前記光信号が光ファイバ内で受ける位相変化量に対応する位相量だけ前記第1の局部発振信号の位相を変化させた後、前記電気-光変換器へ出力する位相変化手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送装置。
IPC (2件):
H04B 9/00 ,  H04L 27/36

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