特許
J-GLOBAL ID:200903090586925991

電気式灰溶融炉の仕切壁構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219318
公開番号(公開出願番号):特開平6-193852
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 溶融スラグによる仕切壁の損耗を少なくする。【構成】 電極Aにより溶融される溶融金属Mを収容した溶融室2と、スラグ排出口8から溶融金属M上の溶融スラグSを取り出すスラグ抜き出し室7との間に、未溶解物の抜き出しを防ぐために天壁2aから垂下されて下部が溶融スラグS中に没入される仕切壁11を設けたアーク式溶融炉において、仕切壁11を、溶融室2側の表面壁11aおよびスラグ抜き出し室7側の裏面壁11bとこれら表面壁11aおよび裏面壁11bの下端部間を連結する連結壁11cとで、U字形断面に形成するとともに、この仕切壁11の内面に溶融スラグSをセルフコーティングする冷却水管12を仕切壁11内に埋設した。
請求項(抜粋):
溶融金属を収容する炉本体内で、電極により溶融金属を介して灰を溶融させる溶融室と、スラグ排出口から溶融金属上の溶融スラグを取り出すスラグ抜き出し室との間に、未溶解物の抜き出しを防ぐために天壁から垂下されて下部が溶融スラグ中に没入される仕切壁を設けたアーク式灰溶融炉において、仕切壁を、溶融室側の区画壁と、スラグ抜き出し室側の区画壁と、これら両区画壁の下端部間を連結する連結壁とで、U字形断面に形成するとともに、この仕切壁に溶融スラグをセルフコーティングする仕切壁冷却手段を設けたことを特徴とする電気式灰溶融炉の仕切壁構造。

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