特許
J-GLOBAL ID:200903090589707391

筆記具用多色変色性水性インキ組成物及びそれを用いたボールペン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-319009
公開番号(公開出願番号):特開2004-149726
出願日: 2002年10月31日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】有色から無色、或いは、複数の有色間の可逆的色変化を適正に視覚判別でき、色変化のバリエーションに富み、商品価値の高い筆記具用多色変色性水性インキ組成物及びそれを用いたボールペンを提供する。【解決手段】可逆熱変色性組成物aを含む顔料A及び可逆熱変色性組成物bを含む顔料Bを含み、顔料A、Bは色濃度-温度曲線において消色状態からの降温過程で発色開始温度(T2 )になると発色し始め、完全発色温度(T1 )になると完全に発色し、発色状態からの昇温過程で消色開始温度(T3 )になると消色し始め、完全消色温度(T4 )になると完全に消色状態になるヒステリシス曲線を示す顔料であり、一方の顔料の完全発色温度より1°C以上低温側に他方の顔料の発色開始温度を有する、或いは、一方の顔料の完全消色温度より1°C以上高温側に他方の顔料の消色開始温度を有する筆記具用多色変色性水性インキ組成物及びそれを用いたボールペン。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
水と、水溶性有機溶剤と、着色剤として可逆熱変色性組成物aを含む顔料A、及び、可逆熱変色性組成物bを含む顔料Bとから少なくともなるインキ組成物であって、前記可逆熱変色性顔料A及びBは色濃度-温度曲線において消色状態からの降温過程で発色開始温度(T2 )に達すると発色し始め、完全発色温度(T1 )に達すると完全に発色状態になり、発色状態からの昇温過程で消色開始温度(T3 )に達すると消色し始め、完全消色温度(T4 )に達すると完全に消色状態になるヒステリシス曲線を示す顔料であり、一方の可逆熱変色性顔料の完全発色温度(T1 )より1°C以上低温側に他方の可逆熱変色性顔料の発色開始温度(t2 )を有する、或いは、一方の可逆熱変色性顔料の完全消色温度(t4 )より1°C以上高温側に他方の可逆熱変色性顔料の消色開始温度(T3 )を有することを特徴とする筆記具用多色変色性水性インキ組成物。
IPC (3件):
C09D11/16 ,  B43K7/00 ,  C09D11/18
FI (3件):
C09D11/16 ,  B43K7/00 ,  C09D11/18
Fターム (12件):
2C350GA03 ,  2C350HA09 ,  2C350KC01 ,  2C350NA19 ,  4J039BE01 ,  4J039BE02 ,  4J039BE12 ,  4J039BE23 ,  4J039CA03 ,  4J039EA21 ,  4J039EA29 ,  4J039GA27
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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