特許
J-GLOBAL ID:200903090593864620

レバー式コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-129636
公開番号(公開出願番号):特開平9-320682
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 レバーの指掛部が衝撃を受けることから保護する。【解決手段】 雄ハウジング1に設けられたレバー7は、先端の指掛部9が雄ハウジング1の左端面の底部に近接し、またカム形成部13が嵌合面の下方に退避した状態の仮係止位置に保持可能とされる。雄ハウジング1がコンパクトにまとまる。雄ハウジング1の左端面からは、指掛部9の下面側を受けるようにして保護壁31が突設され、保護壁31の突出端は指掛部9の先端から少し突出されているとともに、保護壁31の幅方向の中央部には、指掛部9への指掛けが容易にできるように逃がし凹部33が形成されている。レバー7の指掛部9に衝撃力が加わることが緩和され、また指掛部9にレバー7を回動させる方向(AまたはB方向)の荷重が不用意に作用することも規制され、レバー7が仮係止手段を損傷させつつ過剰に回動したり、不用意に仮係止が外れてしまうことがない。
請求項(抜粋):
一対のアームの先端に指掛部をわたしてコ字形に形成されたレバーが、コネクタハウジングの嵌合面側を跨いで回動可能に軸支され、そのレバーの軸支部付近に設けられたカム形成部には、導入口を外縁に開口した所定形状のカム溝が形成されており、前記レバーを嵌合準備位置である一側に回動させることで前記カム溝の導入口が相手のコネクタハウジング側に向けて突出され、相手のコネクタハウジングに設けられたフォロワピンを前記導入口に挿入したのち前記レバーを嵌合完了位置に向けて反対側に回動させることにより、カム作用で相手のコネクタハウジングを引き寄せて両ハウジングを嵌合させるようにしたレバー式コネクタにおいて、前記レバーは前記嵌合完了位置を越えてさらに回動可能とされ、前記指掛部がコネクタハウジングの端面に近接する姿勢を取る仮係止位置で仮係止可能とされるとともに、前記コネクタハウジングには、前記仮係止位置に回動されたレバーの前記指掛部の前面側に突出する保護壁が設けられていることを特徴とするレバー式コネクタ。

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