特許
J-GLOBAL ID:200903090610154950

トルク測定装置の温度補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-187960
公開番号(公開出願番号):特開平5-034218
出願日: 1991年07月29日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 磁歪式のトルク測定装置において、簡単な構成で高精度に温度補償を行う。【構成】 検出コイル4、5を励磁するための電源部7に、高周波信号発振器8と低周波信号発振器9とを設ける。両発振器8、9からの信号を高速加算器10で加算して、励磁電流とする。検出コイル4、5からの出力の高周波成分をハイパスフィルタ14、15に通して、トルク検出信号Vsとする。同出力の低周波成分をローパスフィルタ22、23に通して温度を検出し、温度補償信号VTを得る。温度補償信号VTにもとづき、トルク検出信号Vsを温度補償する。
請求項(抜粋):
トルク伝達軸の外周面に形成された磁気異方性部と、この磁気異方性部に対応して設けられた検出コイルとを備え、前記トルク伝達軸に印加されるトルクの大小に応じた交流信号を前記検出コイルから出力して前記トルクの大きさを測定するようにした磁歪式のトルク測定装置のための温度補償装置であって、前記検出コイルを励磁するための交流励磁電流を、トルク検出信号用の高周波電流と機器の温度検出信号用の低周波電流との2周波の電流を合成した電流で構成し、前記検出コイルからの低周波の温度検出信号にもとづき機器の温度を検出する手段を設け、この検出手段からの検出信号にもとづいてトルク検出信号を温度補償する手段を設けたことを特徴とするトルク測定装置の温度補償装置。

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