特許
J-GLOBAL ID:200903090612322974

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-295584
公開番号(公開出願番号):特開平8-135779
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】n-1速からn速への変速時の中間軸に発生するトルクを低減するとともに、DレンジからNレンジへのシフト直後のレーシングによる車両発進を防止できる自動変速機の油圧制御装置を提供する。【構成】n速(nは正の整数)の変速段を有し、1速〜n-1速の間は締結され、n速時に解放されるクラッチC2 を有する自動変速機であって、n-1速とn速との間で切り換わり、クラッチC2 への油圧を給排するシフトバルブ16を備える。シフトバルブ16とクラッチC2 との間を結ぶ油路43に、クラッチC2 への油圧の供給を許容し排油を制限するワンウエイオリフィス44を接続する。ワンウエイオリフィス44をバイパスするバイパス油路46に、Dレンジ時には油路を閉鎖し、Nレンジ時には連通させるタイミングバルブ24を設ける。
請求項(抜粋):
n速(nは3以上の正の整数)の変速段を有し、1速〜n-1速の間は締結され、n速時に解放される係合要素を有する自動変速機において、n-1速とn速との間で切り換わり、上記係合要素への油圧を給排するシフトバルブと、上記シフトバルブと上記係合要素との間を結ぶ油路中に設けられ、上記係合要素への給油を許容しかつ上記係合要素からの排油を制限するワンウエイオリフィスと、上記シフトバルブと上記係合要素との間に、上記ワンウエイオリフィスをバイパスするように設けられたバイパス油路と、上記バイパス油路中に設けられ、Dレンジ時にはバイパス油路を閉鎖し、Nレンジ時には連通させるタイミングバルブと、を備えたことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。

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