特許
J-GLOBAL ID:200903090614485889

遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-335031
公開番号(公開出願番号):特開2009-153700
出願日: 2007年12月26日
公開日(公表日): 2009年07月16日
要約:
【課題】確率変動状態を秘匿する特別モードを複数種類設けた場合において、共通の変動パターンを使用する一方、見た目上異なる遊技演出を実行させて遊技の興趣を向上させると共に遊技者に共通の変動パターンが使用されていることが分からないようにすることができる遊技機を提供すること。【解決手段】通常モードでは、1回の図柄変動ゲームにおいて完結する1回の遊技演出が行われる。第1特別モードでは、1回の図柄変動ゲームにおいて複数回の第1予告演出が実行されて演出用可動体が段階的に移動される。また、演出用可動体の停止位置は、次の第1予告演出が実行されるまで維持される。第2特別モードでは、1回の図柄変動ゲームにおいて、複数回の操作有効期間が設定され、当該操作有効期間中に演出ボタンが操作される毎に、統括CPUにより決定された予告パターンに基づき第2予告演出が実行される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
遊技機全体を制御するメイン制御手段と、当該メイン制御手段が出力した制御信号に基づき遊技演出に係る各種制御を実行するサブ制御手段と、遊技者に操作される演出用操作手段と、遊技球の入賞を検知する入賞検知手段と、前記入賞検知手段による遊技球の入賞検知を契機に複数種類の図柄を変動させる図柄変動ゲームを実行する演出実行手段を備え、前記図柄変動ゲームで予め決められた大当り表示結果が表示された場合には大当り遊技が付与される遊技機において、 前記メイン制御手段は、 前記入賞検知手段による遊技球の入賞検知を契機に当り判定用乱数の値を取得する乱数取得手段と、 前記図柄変動ゲームの開始時に、前記乱数取得手段が取得した当り判定用乱数の値と予め定めた大当り判定値とを比較し、大当りか否かを判定する大当り判定手段と、 前記大当り判定手段の判定結果が肯定の場合、図柄変動ゲーム終了後、特別入賞口が開放される前記大当り遊技を付与する大当り遊技付与手段と、 前記大当り判定手段の判定結果が肯定の場合には、前記図柄変動ゲームの演出時間を特定可能な変動パターンを複数種類の大当り演出用の変動パターンの中から決定する一方、前記大当り判定手段の判定結果が否定の場合には、前記変動パターンを複数種類のはずれ演出用の変動パターンの中から決定する変動パターン決定手段と、 前記大当り判定手段の判定結果が肯定の場合、前記大当り判定手段が肯定判定する確率を低確率から高確率に変動させる確変状態を付与するか否かを判定する確変判定手段と、 前記確変判定手段の判定結果が肯定の場合、前記大当り遊技の終了後に前記確変状態を付与する確変付与手段を備え、 前記サブ制御手段は、 通常モードと、当該通常モードとは異なり前記確変付与手段により確変状態が付与されたか否かが秘匿される特別モードであって、所定の予告周期毎に段階的に移動する予告手段が大当りとなることを示す所定の大当り位置に移動するか否かにより、大当りの可能性を示唆する第1予告演出が実行される第1特別モードと、前記特別モードであって、前記予告周期毎に設定された操作有効期間中に前記演出用操作手段が操作される毎に、大当りの可能性を示唆する第2予告演出が実行される第2特別モードのうちいずれか1つを演出モードとして設定するモード設定手段と、 設定された前記演出モードを判定するモード判定手段と、 前記モード判定手段が演出モードとして前記第1特別モード又は前記第2特別モードが設定されていると判定した場合には、1回の前記図柄変動ゲーム中における前記予告演出の実行回数を前記変動パターンに基づき決定する予告回数決定手段と、 前記モード判定手段が演出モードとして第1特別モードが設定されていると判定した場合には、前記第1予告演出の開始前に、前記予告手段の開始時における位置を特定し、当該予告手段の移動態様を決定する第1予告内容決定手段と、 前記モード判定手段が演出モードとして第2特別モードが設定されていると判定した場合には、第2予告演出の演出内容を特定する予告パターンが1又は複数振り分けられた選択テーブルを、前記変動パターン決定手段が決定した変動パターンに基づき決定し、当該選択テーブルに基づき、1回の図柄変動ゲーム中に前記予告回数決定手段が決定した前記予告演出の実行回数分、前記予告パターンを決定する第2予告内容決定手段と、 1回の図柄変動ゲームにおいて前記第2予告内容決定手段が決定した予告パターンを記憶する予告パターン記憶手段と、 前記変動パターン決定手段が決定した変動パターンに基づき、前記図柄変動ゲームを実行させる演出制御手段を備え、 前記第1予告内容決定手段は、前記大当り判定手段の判定結果が肯定の場合には、所定の大当り位置へ前記予告手段が移動することを許可する一方、前記大当り判定手段の判定結果が否定の場合には、所定の大当り位置へ前記予告手段が移動することを規制するようになっており、 前記第2予告内容決定手段は、前記大当り演出用の変動パターンに対応付けられている選択テーブルに基づく場合には、第1の演出内容を特定する予告パターンを、第2の演出内容を特定する予告パターンより高確率で決定する一方、前記はずれ演出用の変動パターンに対応付けられている選択テーブルに基づく場合には、前記第2の演出内容を特定する予告パターンを、前記第1の演出内容を特定する予告パターンより高確率で決定するように構成されており、 前記演出制御手段は、 前記モード判定手段が前記通常モードであると判定したときには、前記変動パターン決定手段が決定した変動パターンに基づき、1回の図柄変動ゲームにおいて完結する演出内容の遊技演出を図柄変動ゲーム毎に実行させ、 前記モード判定手段が前記第1特別モードであると判定した場合には、前記変動パターン決定手段が決定した変動パターンに基づき、1回の図柄変動ゲームにおいて前記予告回数決定手段が決定した実行回数分、前記第1予告内容決定手段が決定した移動態様で前記予告手段を移動させる第1予告演出を実行させ、 前記モード判定手段が前記第2特別モードであると判定したときには、前記変動パターン決定手段が決定した変動パターンに基づき、1回の図柄変動ゲームにおいて前記第2予告内容決定手段により決定されて前記予告パターン記憶手段に記憶された予告パターン毎に、前記演出用操作手段の操作有効期間を設定し、当該操作有効期間中に前記演出用操作手段が操作された場合には、当該予告パターンに基づき第2予告演出を実行させることを特徴とする遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (2件):
A63F7/02 320 ,  A63F7/02 315A
Fターム (5件):
2C088AA35 ,  2C088AA39 ,  2C088AA42 ,  2C088BC22 ,  2C088EA10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-295541   出願人:株式会社三共

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