特許
J-GLOBAL ID:200903090621809843

3レベルインバータのスナバエネルギー回生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-206764
公開番号(公開出願番号):特開平7-067353
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】装置内の電圧を上昇させずに3レベルインバータのスナバエネルギーを電源側へ回生できるようにすることにある。【構成】クランプコンデンサ31,51へ吸収したエネルギーを共振現象を利用して補助コンデンサ65,75へ移動させるが、この補助コンデンサ65,75は中性点Zが基準電位となるように接続しているので、エネルギーがここへ移動してもその電圧はインバータ電圧を越えることは無い。補助コンデンサ65,75のエネルギーは例えば昇圧チョッパで構成した回生用コンバータ66,76で電源側へ回生するが、補助コンデンサ65,75が主コンデンサ21,41に直列している場合は、入力側と出力側とを絶縁し且つ入力電圧と出力電圧とに対応した変圧比の変圧器を備えた回生用コンバータ67と77、又は68と78を使用して電源側へエネルギーを回生する。
請求項(抜粋):
直流正電位と中性点との間に正極側主コンデンサを接続し、この中性点と直流負電位との間に負極側主コンデンサを接続し、前記直流正電位に正極側リアクトルの一端を接続し、前記直流負電位に負極側リアクトルの一端を接続し、半導体スイッチ素子とダイオードとの逆並列接続でスイッチング回路を構成し、第1から第4までの4組のスイッチング回路を直列接続してその第1スイッチング回路を前記正極側リアクトルの他端に接続すると共に第4スイッチング回路を前記負極側リアクトルの他端に接続し、第1クランプダイオードと第2クランプダイオードとを直列接続した回路を、直列接続している前記第2スイッチング回路と第3スイッチング回路とに並列接続し、第1クランプダイオードと第2クランプダイオードとの結合点を前記中性点に接続し、前記第2スイッチング回路と第3スイッチング回路との結合点を交流出力端子とする構成の3レベルインバータにおいて、前記正極側リアクトルと第1スイッチング回路との結合点と前記中性点との間に、正極側クランプコンデンサと第1スナバダイオードと第2スナバダイオードとの直列回路を接続し、前記負極側リアクトルと第4スイッチング回路との結合点と前記中性点との間に、負極側クランプコンデンサと第4スナバダイオードと第3スナバダイオードとの直列回路を接続し、第1スナバダイオードと第2スナバダイオードとの結合点と第1スイッチング回路と第2スイッチング回路の結合点との間に正極側充放電コンデンサを接続し、第3スナバダイオードと第4スナバダイオードとの結合点と第3スイッチング回路と第4スイッチング回路の結合点との間に負極側充放電コンデンサを接続し、正極側クランプコンデンサと第1スナバダイオードとの結合点と前記中性点との間に第1補助ダイオードと第1補助コンデンサとの直列回路を接続し、負極側クランプコンデンサと第4スナバダイオードとの結合点と前記中性点との間に第2補助ダイオードと第2補助コンデンサとの直列回路を接続し、入力直流をこれとは異なる電圧の直流に変換する第1回生用電力変換手段の入力端子を前記第1補助コンデンサの両端に接続し、且つこの第1回生用電力変換手段の出力端子を前記正極側主コンデンサの両端に接続し、同じく入力直流をこれとは異なる電圧の直流に変換する第2回生用電力変換手段の入力端子を前記第2補助コンデンサの両端に接続し、且つこの第2回生用電力変換手段の出力端子を前記負極側主コンデンサの両端に接続することを特徴とする3レベルインバータのスナバエネルギー回生回路。
IPC (4件):
H02M 7/48 ,  H02M 1/06 ,  H02M 7/515 ,  H02M 7/5387

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