特許
J-GLOBAL ID:200903090621869170

帯状食品の製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-238439
公開番号(公開出願番号):特開平8-070824
出願日: 1994年09月06日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 透水性フイルム上に連続的に供給する帯状食品材料を通電加熱する装置において、透水性フイルムにしわが寄ることを防止する。さらに透水性フイルムがその走行中に正規の走行位置からずれてしまうことを防止する。【構成】 複数のローラ状電極が平行に配置されてなる電極列と、その電極列に通電するための給電手段と、ローラ状電極を回転させるための回転駆動手段と、電極列に掛けられた透水性フイルムと、透水性フイルム上に食品材料を帯状に連続的に供給する供給手段とを有し、透水性フイルム上に供給された帯状食品材料に対してローラ状電極から透水性フイルムを介して電流を流して通電加熱する装置において、電極列の一端側に、ローラ状電極と平行に同じく透水性フイルムの掛けられる案内ローラを設け、その外周面上に透水性フイルムに寄るしわを延ばす作用を果たす螺旋状の突条部を形成する。さらに案内ローラの設置角度を調整可能に構成する。
請求項(抜粋):
それぞれ少なくとも外周面を導電性材料で構成した複数のローラ状の電極が、所定間隔を置いて互いに平行かつ水平に配列されてなる電極列と;前記電極列のローラ状電極に給電するための給電手段と;前記各ローラ状電極を回転させるための回転駆動手段と;前記電極列上に掛けられて、ローラ状電極の回転に伴なって走行し得る透水性フイルムと;前記電極列の一端側において前記透水性フイルム上に帯状に食品材料を連続的に供給する供給手段;とを有してなり、前記電極列の一端側において透水性フイルム上に供給された帯状食品材料を透水性フイルムの走行に伴って電極列の他端側へ向けて移送させるとともに、その帯状食品材料に対して前記各ローラ状電極から透水性フイルムを介して電流を流し、これによって帯状食品材料を連続的に通電加熱するようにした帯状食品の製造装置において、前記電極列の食品材料供給側の位置に、前記各ローラ状電極と平行な案内ローラが設けられており、かつ前記透水性フイルムが、前記電極列の各ローラ状電極および案内ローラの全体に掛けられており、さらに前記案内ローラの外周面には、長さ方向の中央部から両端部へ向けて互いに逆方向に螺旋状をなす突条部が形成されており、しかもその突条部の螺旋の方向性は、帯状食品材料が電極列の一端側から他端側へ向けて移送される際の案内ローラの回転に伴って、透水性フイルムと突条部との接触位置が案内ローラの中央部から両端側へ向けて移行するように設定されていることを特徴とする、帯状食品の製造装置。

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