特許
J-GLOBAL ID:200903090623926464
ミクロ構造化ファイバに屈折率構造を誘導する方法、ミクロ構造化ファイバ、および物品
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-528854
公開番号(公開出願番号):特表2008-511032
出願日: 2005年08月24日
公開日(公表日): 2008年04月10日
要約:
本発明の一態様によれば、例えば、ミクロ構造化ファイバにおけるファイバ・ブラッグ・グレーティングなど屈折率の変更が、最初にミクロ構造化ファイバの孔に不活性気体を充填しかつ/またはパージし、あるいは排気し、続いて任意選択で端部を封止することによって製作される。あるいは、ミクロ構造化ファイバの端部を、先行する孔のパージまたは排気なしで封止してもよい。このように、光増感ローディングの後、孔に存在する水素または重水素は、大気中の酸素と反応して水を形成することはない。このように形成される水は、通常ならグレーティング形成工程を著しく損なう可能性がある。したがって、ブラッグ・グレーティングおよびその他の屈折率構造を、ミクロ構造化ファイバに高品質でかつ予測可能な仕様で製作することができる。ファイバ端部の封止により、湿分の内部拡散も防止される。本発明は、例えば、ファイバ光センサ、高出力ファイバ・レーザなどに関連した用途を見出すことができる。
請求項(抜粋):
化学線の照射によってミクロ構造化光ファイバに屈折率構造を生成する方法であって、該ミクロ構造化ファイバは、その長さの少なくとも一部に沿って長尺状の孔を含みとともに、該孔にアクセス可能な少なくとも1つの開放端を有し、
(a1)該ミクロ構造化ファイバの孔を、本質的に酸素を含まない保護気体でパージすることを提供し、または該孔を排気することを提供する工程
からなる方法。
IPC (4件):
G02B 6/00
, G02B 6/032
, G02B 6/02
, G02B 6/036
FI (4件):
G02B6/00 376Z
, G02B6/20 Z
, G02B6/10 C
, G02B6/22
Fターム (8件):
2H150AF02
, 2H150AF24
, 2H150AF29
, 2H150AF43
, 2H150AG02
, 2H150AG03
, 2H150AH32
, 2H150AH38
引用特許:
出願人引用 (3件)
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米国特許第5235659号、Method of making an article comprising an optical waveguide
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米国特許第6539155号、Microstructured optical fibers」
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米国特許第5907652号、Article comprising an air-clad optical fiber
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