特許
J-GLOBAL ID:200903090624630127

ビタビ等化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223094
公開番号(公開出願番号):特開平6-069757
出願日: 1992年08月24日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 例えば、デイジタル自動車電話で用いられるビタビ等化方法に関し、サンプルタイミングにオフセットがあっても、誤り率の劣化の抑圧が可能なビタビ等化方法の提供を目的とする。【構成】 ビタビ等化手段6は、変換・記憶手段からシンボルタイミングを中心として所定範囲内の各サンプルタイミング位相におけるオーバーサンプルデータを読み出し、トレーニング部分に対しては、マルチパスフェージングによる直接波と遅延波のインパルス応答とサンプルタイミングのずれによる波形整形フイルタの応答とを含むチャネルインパルス応答ベクトルの大きさを推定し、推定した大きさを用いて、各サンプルタイミング位相の中から1つのサンプルタイミング位相を選択するが、データ部分に対しては、選択したサンプルタイミング位相でサンプリングしたデータに対して等化を行うように構成する。
請求項(抜粋):
マルチパスフェージングの影響を受けた受信信号を直交検波してベースバンド信号を取り出し、サンプリングしてトレーニング部分とデータ部分とを有するサンプルデータに変換してビタビ等化手段においてビタビ等化を行う際に、該ベースバンド信号から取り出したシンボルタイミング周期の1/M(M≧2の正の整数)の周期を持つオーバーサンプルクロックを生成するオーバーサンプルクロック生成手段(4) と、該ベースバンド信号をオーバーサンプルクロックでサンプリングしてオーバーサンプルデータに変換して蓄える変換・記憶手段(5)とを設け、該ビタビ等化手段(6) は、該変換・記憶手段からシンボルタイミングを中心として所定範囲内の各サンプルタイミング位相におけるオーバーサンプルデータを読み出し、トレーニング部分に対しては、マルチパスフェージングによる直接波と遅延波のインパルス応答とサンプルタイミングのずれによる波形整形フイルタの応答とを含むチャネルインパルス応答ベクトルの大きさを推定し、推定した大きさを用いて、各サンプルタイミング位相の中から1つのサンプルタイミング位相を選択するが、データ部分に対しては、選択したサンプルタイミング位相でサンプリングしたデータに対して等化を行う様にしたことを特徴とするビタビ等化方法。
IPC (2件):
H03H 17/00 ,  H04B 7/005

前のページに戻る