特許
J-GLOBAL ID:200903090626119179

摩擦ローラ式変速機付電動モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-077954
公開番号(公開出願番号):特開平10-271748
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 電動モータ1と摩擦ローラ式変速機26との組み合わせ作業を容易にする。【解決手段】 電動モータ1の回転駆動軸5自体の先端部を、摩擦ローラ式変速機26の中心ローラ9aとして機能させる。この中心ローラ9aは、摩擦ローラ式変速機26を構成する外輪11aに対し偏心している。又、この摩擦ローラ式変速機26を構成する複数の中間ローラのうち、少なくとも1個の中間ローラをウェッジローラとする。上記中心ローラ9aを複数個の中間ローラの内側に挿入する際には、上記ウェッジローラを、上記中心ローラ9aの外周面と上記外輪11aの内周面との環状空間14aのうち、幅の広い部分に退避させる。
請求項(抜粋):
ハウジング及びこのハウジングの内側に回転自在に支持された回転駆動軸を備えた電動モータと、この電動モータの回転駆動軸の回転速度を減速すると同時にトルクを増大して伝達する摩擦ローラ式変速機とから成り、このうちの摩擦ローラ式変速機は、上記回転駆動軸の端部自体が構成する、外周面を第一の円筒面とした中心ローラと、内周面を第二の円筒面としてこの中心ローラの周囲に、この中心ローラに対する相対回転を自在に設けた外輪と、この外輪と同心で一端部をこの外輪に結合固定した出力軸と、上記第一の円筒面と上記第二の円筒面との間の環状空間内に、上記中心ローラと平行に配置された2本以上の枢軸と、これら各枢軸により回転自在に支持され、それぞれの外周面を第三の円筒面とした2個以上の中間ローラとを備え、上記中心ローラの中心軸と上記出力軸及び外輪の中心軸とを偏心させる事により、上記環状空間の幅寸法を円周方向に亙って不同にし、上記2個以上の中間ローラのうちの少なくとも1個の中間ローラを、少なくとも上記内部空間の円周方向に亙る若干の変位自在に支持してウェッジローラとする共に、残りの中間ローラをガイドローラとする事により、上記中心ローラ及び外輪が所定方向に回転した場合に、上記ウェッジローラとなる少なくとも1個の中間ローラを、上記環状空間の幅の狭い部分に向け移動自在とした摩擦ローラ式変速機付電動モータ。
IPC (2件):
H02K 7/10 ,  F16H 13/08
FI (2件):
H02K 7/10 Z ,  F16H 13/08 D

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