特許

J-GLOBAL ID：200903090627315826

浮上式磁気ヘッド

発明者： 新沼 孝 ,  真壁 淳 ,  市川 弘幸 ,  秋保 啓 ,  浅野 功
出願人/特許権者： ティアック株式会社 ,  ソニー株式会社 ,  アルプス電気株式会社
代理人 (1件)： 伊東 忠彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-358127
公開番号（公開出願番号）：特開2001-176231
出願日： 1999年12月16日
公開日（公表日）： 2001年06月29日
要約：

【要約】【課題】 本発明はディスクに対向する磁気ヘッドの浮上量を検査する検査工程での歩留りを向上させることを課題とする。【解決手段】 磁気ヘッド16は、セラミックス製のスライダ62と、スライダ62の組み付けられた磁気トランスジューサ部64と、ディスク面に対する浮上量及び浮上姿勢を調整する調整部材66とからなる。スライダ62は、ディスク対向面62aに、調整部材66が固着される溝部68と、溝部68の両側に突出して溝部68と平行に延在するレール部70,72とが設けられている。検査工程でヘッド浮上量やヘッド姿勢の異常が発見された場合、調整部材66が交換可能に取り付けられているので、多くの工程を経て製作されたスライダ62を不良とせず、形状の異なる別の調整部材66と交換した後、再度検査を行ってスライダ62を使用可能に再生することができる。

請求項（抜粋）：

ディスク対向面にディスク面の移動方向に沿って延在する溝部とレール部が形成されたスライダと、該スライダに組み込まれ、前記ディスク面に磁気記録された情報を読み取り、または前記ディスク面に情報を書き込む磁気トランスジューサ部と、を備えてなる浮上式磁気ヘッドにおいて、前記ディスク面に対するヘッド浮上量及び浮上姿勢を調整する調整部材を前記スライダとは別体に成形し、前記調整部材を前記スライダの溝部に固着したことを特徴とする浮上式磁気ヘッド。