特許
J-GLOBAL ID:200903090629208601

中間体を組み込んだ合成樹脂製中空体の製造方法及びその装置並びに合成樹脂製中空体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-313227
公開番号(公開出願番号):特開平11-138584
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 中間体を組み込んだ合成樹脂製中空体を製造するに際し、半割体の成形と衝合・接合と中間体の成形とを一連の工程として行い、また、中間体を半割体に組み込む際の手作業を無くする。【解決手段】 60度ごとに相対回転可能で、120度ごとの回転方向に1つの雄型成形部と2つの雌型成形部からなる半割体成形部が、また所定の半割体成形部の間に120度ごとの回転方向に中間体成形部が設けられた一対の回転式射出成形用の成形型を用い、成形型の2回の回転動作ごとに、一対の半割体と中間体とを成形する1次射出と、中間体をセットした状態で両半割体を組み合わせて衝合させる成形部品組立と、この衝合部に溶融樹脂を射出して半割体どうしを接合する2次射出とが行われることにより、上記成形型の2回の回転動作ごとに、両半割体の間に中間体が組み込まれた中空体が得られることを特徴とする。
請求項(抜粋):
一対の合成樹脂製半割体の間に中間体を配置した上で上記両半割体どうしを衝合させ、この衝合部で両半割体を接合することにより、上記中間体を組み込んだ合成樹脂製中空体を製造する製造方法であって、互いに開閉可能で且つ相対的に(360/6n)度ごとに回転可能とされ、(360/3n)度ごとの回転方向に雄/雌/雌の繰り返し順序で、少なくとも1つの雄型成形部と2つの雌型成形部からなる半割体成形部が設けられるとともに、所定の半割体成形部の間に(360/3n)度ごとの回転方向に中間体成形部が設けられた、一対の回転式射出成形用の成形型を用い、上記両成形型を閉じ合わせて型締めする1次型締め工程と、上記両成形型を閉じ合わせて形成された成形キャビティ内に溶融樹脂を射出して、上記雄型成形部と雌型成形部との組み合わせで第1及び第2の半割体を成形するとともに、上記中間体成形部どうしの組み合わせで上記両半割体の間に組み込まれるべき中間体を成形する1次射出工程と、上記1次射出工程の後に、両成形型を型開きして両者を相対的に(360/6n)度回転させ、上記第1半割体に中間体を組み合わせて嵌合させる1次型回転工程と、上記1次型回転工程の後に、両成形型を再び型開きして両者を更に相対的に(360/6n)度回転させ、上記雌型成形部どうしの組み合わせで、上記中間体を組み付けた第1半割体と第2半割体とを組み合わせて衝合させる2次型回転工程と、上記2次型回転工程の後に、両成形型を再び閉じ合わせて型締めする2次型締め工程と、上記2次型締め工程の後に、両半割体どうしの衝合部に溶融樹脂を射出して両者を接合する2次射出工程と、を行うことにより、上記成形型の2回の回転動作ごとに、上記第1及び第2の半割体の間に上記中間体が組み込まれてなる中空体を得ることを特徴とする、中間体を組み込んだ合成樹脂製中空体の製造方法。
IPC (3件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/26 ,  B29K105:20
FI (2件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/26
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 中空組立体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平2-409185   出願人:株式会社日本製鋼所, 大協株式会社
審査官引用 (1件)
  • 中空組立体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平2-409185   出願人:株式会社日本製鋼所, 大協株式会社

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