特許
J-GLOBAL ID:200903090632022314

画像定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115668
公開番号(公開出願番号):特開平9-034291
出願日: 1996年04月12日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 記録シート上の未定着トナーを加熱・加圧により定着する画像定着装置において、加熱定着ロールと圧接されるベルトニップ内で空気の膨張や水蒸気の発生によるトナー像の乱れを防止する。【解決手段】 圧力付与部材11をエンドレスベルト15の内面側に当接させ、その圧接面により該エンドレスベルトを加熱定着ロール1の表面に沿って押圧する。この圧接面に作用する圧力は、加熱定着ロール1とエンドレスベルト15との間に取り込まれた気体の温度上昇による体積膨張を抑止する圧力以上に設定するものとし、特に、エンドレスベルトによるニップ内の圧力Pnと、加熱定着ロールの温度Tnと、大気圧Poと、環境温度Toとの間に、Pn≧Po×(Tn/To-1)の関係が成立するように設定することが望ましい。これにより、ニップ内で空気等の熱膨張によるギャップの発生が防止される。
請求項(抜粋):
表面付近に弾性体層を有し、回転可能に支持された加熱定着ロールと、外周面が前記加熱定着ロールに押圧され、トナー像を担持した記録シートが前記加熱定着ロールとの間に挟み込まれるニップを形成するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面側に当接され、前記加熱定着ロールの表面に沿って前記エンドレスベルトを押圧する圧接面を備えた圧力付与部材とを有し、前記圧力付与部材の圧接面に作用する圧力は、前記加熱定着ロールと前記エンドレスベルトとの間に取り込まれた気体の温度上昇による体積膨張を抑止する圧力以上に設定されていることを特徴とする画像定着装置。
IPC (3件):
G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 107 ,  G03G 15/20 109
FI (3件):
G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 107 ,  G03G 15/20 109
引用特許:
審査官引用 (2件)

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