特許
J-GLOBAL ID:200903090633992430

回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-157439
公開番号(公開出願番号):特開2002-349609
出願日: 2001年05月25日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 外輪1と内方部材2との環状空間内に介在する保持器5の位相を変えることにより、ローラ8と、内方部材2および外輪1との間に、楔係合状態と非係合状態とを形成し、第1の回転軸と第2の回転軸の結合並びに切り離しを行うようにしたツーウェイクラッチを備える回転伝達装置における保持器5の位相の安定した切り換えを実現し、クラッチのミス係合を未然に防止すること。【解決手段】 ローラ8を保持する保持器5の位相を、内方部材2あるいは外輪1の回転に追随させて変えるのではなく、粘性流体の給排による回動機構により直接変えるようにした。
請求項(抜粋):
第1の回転軸に固定された内方部材と、第2の回転軸に、上記内方部材と同心状に固定された中空の外輪と、この外輪と上記内方部材との環状空間内に保持器を介在させ、この保持器の周方向位置に形成したポケット内に係合子を収容し、上記内方部材または外輪に対して上記保持器の位相を変えることにより、上記係合子と、上記内方部材および上記外輪との間に、楔係合状態と非係合状態とを形成し、上記第1の回転軸と第2の回転軸の結合並びに切り離しを行うようにしたツーウェイクラッチを備える回転伝達装置において、上記保持器を粘性流体の給排による回動機構に結合させることにより、上記内方部材または外輪に対する保持器の位相を変えることを特徴とする回転伝達装置。

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