特許
J-GLOBAL ID:200903090637886570

低圧複層ガラスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-142500
公開番号(公開出願番号):特開平10-331532
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】長期的な耐久性を保持することができるとともに、排気口の処理が不用であり、しかも排気口の跡が全くわからず、さらに加工が容易である低圧複層ガラスの製造方法を提供する。【解決手段】 本発明の製造方法は、2枚の板ガラスのどちらか一方の板ガラスにスペーサーを配設した状態で、該板ガラスの周辺部に目標の前記間隔よりも厚い主として有機高分子系材料からなる封着材を一部を残して開口部となるように配設し、その後他方の板ガラスを一方の板ガラスに重ね合わせ積層体とし、該積層体を減圧チャンバーに導入し、所定の圧力まで減圧した後、開口部の前面に配置した主として有機高分子材料からなる封着材が充填されたチューブから該封着材を吐出させて、開口部を閉塞し、次いで積層体を減圧の状態から開放することを特徴とする。
請求項(抜粋):
2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置し、この間隔を保持する点状、線状または網状スペーサーを配設するとともに、このパネルの周縁端部を封着材により密封して、低圧空間が形成される低圧複層ガラスを製造する方法において、前記2枚の板ガラスのどちらか一方の板ガラスにスペーサーを配設した状態で、該板ガラスの周辺部に目標の前記間隔よりも厚い主として有機高分子系材料からなる封着材を少なくとも一部を残して開口部となるように配設し、その後他方の板ガラスを一方の板ガラスに重ね合わせ積層体とし、該積層体を減圧チャンバーに導入し、所定の圧力まで減圧した後、開口部の前面に配置され、前記主として有機高分子材料からなる封着材が充填されたチューブから該封着材を吐出させて、開口部を閉塞し、次いで積層体を減圧の状態から開放して、2枚の板ガラスの間隔が所定厚さになるようにしたことを特徴とする低圧複層ガラスの製造方法。
IPC (2件):
E06B 3/66 ,  C03C 27/06 101
FI (2件):
E06B 3/66 ,  C03C 27/06 101 Z

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