特許
J-GLOBAL ID:200903090638034748

インクジェット式製版印刷版用油性インク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-095028
公開番号(公開出願番号):特開平10-273612
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 再分散性、保存安定性、および耐刷性に優れたインクジェット式製版印刷用油性インクを提供する。【解決手段】 樹脂粒子を分散して成る油性インクにおいて、樹脂粒子が、非水溶媒に可溶であって、重合することにより不溶となる一官能性単量体、下記一般式(I)で示される繰返し単位からなる重合体の主鎖の一方の末端にのみ下記一般式(II)で示される重合性二重結合基を結合して成るマクロモノマー、および、重合体主鎖の一方の末端にのみ重合性二重結合基を結合して成るマクロモノマーを共重合成分として含有するクシ型共重合体であって、且つ該共重合体の主鎖部及び/又はクシ部の繰り返し単位として下記一般式(III)で示される成分を含有する、非水溶媒に可溶性の分散安定用樹脂を含有する溶液を重合造粒することによって得られる共重合体樹脂粒子である。D0は、炭素数8〜22の炭化水素基D1は、炭素数10〜32のアルキル基
請求項(抜粋):
平版印刷可能な親水性表面を有する耐水性支持体上に、電気抵抗109 Ωcm以上、かつ誘電率3.5以下の非水担体液中に、少なくとも樹脂粒子を分散して成る油性インクを、ノズルから液滴状に射出してインクジェット方式で画像を形成して平版印刷版とする方法に用いられるインクジェット式製版印刷版用油性インクにおいて、前記分散された樹脂粒子が、非水溶媒に可溶であって、重合することにより不溶となる一官能性単量体(A)の少なくとも一種、下記一般式(I)で示される繰返し単位からなる重合体の主鎖の一方の末端にのみ下記一般式(II)で示される重合性二重結合基を結合して成る重量平均分子量が2×104 以下である一官能性マクロモノマー(MA)の少なくとも1種、および、重合体主鎖の一方の末端にのみ重合性二重結合基を結合して成る重量平均分子量1×103 〜2×104 の一官能性マクロモノマー(MB)を共重合成分として少なくとも1種含有するクシ型共重合体であって、且つ該共重合体の主鎖部及び/又はクシ部の繰り返し単位として下記一般式(III)で示される成分を少なくとも含有する、非水溶媒に可溶性の分散安定用樹脂〔P〕の少なくとも一種を含有する溶液を重合造粒することによって得られる共重合体樹脂粒子であるインクジェット式製版印刷版用油性インク。【化1】【化2】前記一般式(I)中、V0 は-COO-、-OCO-、-(CH2 )r COO-、-(CH2 )r OCO-、-O-、-SO2 -、-CONHCOO-、-CONHCONH-、-COND11-、-SO2 ND11-、またはフェニレン基を表わす(ここでD11は水素原子または炭素数1〜22炭化水素基を示し、rは1〜4の整数を示す)。a1 およびa2 は、互いに同じでも異なっていてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭化水素基、-COO-D12、または炭化水素基を介した-COO-D12を表わす(ここでD12は水素原子または置換されてもよい炭化水素基を示す)。D0 は、炭素数8〜22の炭化水素基、または下記一般式(I')で示される置換基から選ばれる置換基を表わす。 一般式(I') -(A1-B1)m-(A2 -B2)n-D21一般式(I')中、D21は水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を表わす。B1 およびB2 は、互いに同じでも異なっていてもよく、各々-O-、-CO-、-CO2 -、-OCO-、-SO2 -、-N(D22)-、-CON(D22)-または-N(D22)CO-を表す(ここでD22は上記D21と同一の内容を示す)。A1 およびA2 は、互いに同じでも異なっていてもよく、各々置換されていてもよい。または下記化3を主鎖の結合に介在させてもよい、炭素数1〜18の炭化水素基を表す。【化3】化3中、B3 およびB4 は、互いに同じでも異なっていてもよく、上記B1 、B2 と同一の内容を示し、A4 は置換されてもよい炭素数1〜18の炭化水素基を示し、D23は上記D21と同一の内容を示す。m、nおよびpは、互いに同じでも異なっていてもよく、各々0〜4の整数を表す。ただし、m、nおよびpが同時に0になることはない。前記一般式(II)中、V1 は-COO-、-CONHCOO-、-CONHCONH-、-CONH-またはフェニレン基を表わす。b1 およびb2 は、互いに同じでも異なっていてもよく、式(I)中のa1 、a2 と同一の内容を表わす。【化4】式(III)中、V2は、-COO-、-OCO-、-O-またはフェニレン基を表す。d1およびd2は、互いに同じでも異なってもよく、式(I)中のa1、a2と同一の内容を表す。D1は、炭素数10〜32のアルキル基または炭素数10〜32のアルケニル基を表す。
IPC (3件):
C09D 11/00 ,  B41C 1/10 ,  B41M 5/00
FI (3件):
C09D 11/00 ,  B41C 1/10 ,  B41M 5/00 E

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