特許
J-GLOBAL ID:200903090638543570

自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-299797
公開番号(公開出願番号):特開平8-159275
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】前進走行中にセレクトレバーを誤って操作して前進レンジから後進レンジに切り換えても、後進段が達成されるのを防止する。【構成】前進レンジ及び後進レンジで車速に対応するガバナ圧を発生させるガバナ圧発生手段と、油圧源からの油圧を前進圧及び後進圧として発生させるマニュアル弁53とを有する。マニュアル弁53と後進用の摩擦係合要素の油圧サーボとの間で、かつ、ガバナ圧発生手段と各シフト弁との間に配設され、ガバナ圧及び前進圧によって切り換えられ、ガバナ圧を各シフト弁にし、後進圧を後進用の摩擦係合要素の油圧サーボに供給する切換手段とを有する。切換手段は、スプール72、前進圧油室73、ガバナ圧油室74、ガバナ圧入力ポートPa 、ガバナ圧出力ポートPb 、後進圧入力ポートPc 、後進圧出力ポートPd 、及びスプール72を付勢する付勢手段を備える。
請求項(抜粋):
セレクトレバーを操作して、油圧源からの油圧を複数のシフト弁を介して、対応する前進用の摩擦係合要素の油圧サーボ及び後進用の摩擦係合要素の油圧サーボに選択的に供給することによって、前進段及び後進段を達成する油圧式の自動変速機において、前進レンジ及び後進レンジで車速に対応するガバナ圧を発生させるガバナ圧発生手段と、前記セレクトレバーの操作によって前記油圧源からの油圧を前進圧及び後進圧として発生させるマニュアル弁と、該マニュアル弁と前記後進用の摩擦係合要素の油圧サーボとの間で、かつ、前記ガバナ圧発生手段と前記各シフト弁との間に配設され、ガバナ圧及び前進圧によって切り換えられ、前記ガバナ圧を前記各シフト弁に選択的に供給し、前記後進圧を前記後進用の摩擦係合要素の油圧サーボに選択的に供給する切換手段とを有するとともに、該切換手段は、スプールと、前記前進圧が供給される前進圧油室と、前記ガバナ圧発生手段からのガバナ圧が供給されるガバナ圧油室と、前記ガバナ圧が入力されるガバナ圧入力ポートと、前記ガバナ圧が出力されるガバナ圧出力ポートと、前記後進圧が入力される後進圧入力ポートと、前記後進圧が出力される後進圧出力ポートと、前記前進圧油室の前進圧及び前記ガバナ圧油室のガバナ圧と対向する方向に前記スプールを付勢する付勢手段とを備え、前記スプールは、前記ガバナ圧油室のガバナ圧が設定車速に対応する値以上であるとき、及び前記前進圧油室に前進圧が供給されているときに前進段位置を採り、前記ガバナ圧油室のガバナ圧が設定車速に対応する値より小さいとき、及び前記前進圧油室に前進圧が供給されていないときに後進段位置を採るとともに、前記前進段位置において、前記後進圧入力ポートと後進圧出力ポートとの間を遮断するとともに、前記ガバナ圧入力ポートとガバナ圧出力ポートとの間を連通し、前記後進段位置において、前記ガバナ圧入力ポートとガバナ圧出力ポートとの間を遮断するとともに、前記後進圧入力ポートと後進圧出力ポートとの間を連通することを特徴とする自動変速機。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭55-107155
  • 特開平2-080859
  • 特開昭60-037446
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