特許
J-GLOBAL ID:200903090644264739
高周波加熱排ガス浄化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-260031
公開番号(公開出願番号):特開平5-096179
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、たとえば自動車エンジン等から排出される未燃焼の炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物を完全燃焼させ、炭酸ガスと窒素、水に分解する排ガス浄化装置に関するもので、排ガス浄化触媒体の発熱がエンジンの始動時急速にしかも均一になされるものを提供することを目的とする。【構成】 セラミックハニカム構造体の触媒担持体の表面に高周波電力吸収材料をコーティングし、その表面に貴金属などの浄化触媒を担持して排ガス浄化触媒体9を構成し、排ガス浄化触媒体9に高周波を給電して、触媒担持体表面の高周波電力吸収材料そのものを発熱させ、表面に担持された浄化触媒が機能する温度に急速に立ち上がるようにするとともに、排ガス浄化触媒体9が均一に加熱するように排ガス浄化触媒体9を加熱室1内で回転駆動させている。【効果】 外部加熱と異なり、触媒担持体の表面にある高周波電力吸収材料の内部発熱であるので、触媒が活性機能を表す温度まで立ち上がる時間が短い。
請求項(抜粋):
高周波が給電される加熱室と、前記加熱室に高周波を給電する高周波発振源と、前記加熱室内に設けられたガス透過形状の触媒担持体とを備え、前記触媒担持体の少なくとも一部表面に高周波電力吸収材料をコーティングし、この高周波電力吸収材料の上に排ガス浄化用触媒を担持して排ガス浄化触媒体を構成し、前記加熱室への排ガス入口及び出口に金属透過体を設けるとともに、前記高周波電力吸収材料をコーティングしたガス透過形状の触媒担持体を前記加熱室内で回転駆動させる構成にした高周波加熱排ガス浄化装置。
IPC (2件):
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