特許
J-GLOBAL ID:200903090648086045

体表面モニタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-199493
公開番号(公開出願番号):特開平11-044766
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 体表面モニタにおいて、バックグラウンドノイズとなる宇宙線成分を除去する。【解決手段】 複数のプラスチックシンチレータ板A〜Rを連接して、被検者が位置する測定室の全ての壁面を囲う。μ中間子等の宇宙線は、高エネルギーで装置を通過する。つまり、宇宙線イベントは、基本的に2つのシンチレータを通過する。一方、被検者からの放射線は複数の放射線検出器で計数されることはない。よって、例えば、プラスチックシンチレータAによる計数率から宇宙線成分を除去する場合には、まず、シンチレータA以外の検出器からの検出パルス信号2の論理和を論理和回路4によって生成する。そしてアンチコインシデンス回路10が、その論理和信号6のパルスと同時に発生するシンチレータAの検出パルス信号8を計数しないことにより、宇宙線成分が除去された計数率12が得られる。
請求項(抜粋):
被検者から発せられる放射線を計数する体表面モニタにおいて、前記被検者の周囲に配置され、放射線を検知して検出パルス信号を出力する複数の放射線検出器と、前記放射線検出器の一部である着目放射線検出器からの前記検出パルス信号を、当該着目放射線検出器以外の着目外放射線検出器からの前記検出パルス信号とのアンチ・コインシデンスの条件の下で計数する計数回路と、を有し、装置通過イベントを除去することを特徴とする体表面モニタ。
IPC (2件):
G01T 1/169 ,  G01T 1/00
FI (2件):
G01T 1/169 B ,  G01T 1/00 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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