特許
J-GLOBAL ID:200903090651416633

炭化炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-149664
公開番号(公開出願番号):特開平10-338882
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 炭化炉の能率および生産性ならびに炭の製造歩留りを向上する。【解決手段】 金属製の炉本体26の下部にバーナ28を設け、その上方に均熱部材29と材料収納籠30とを載置する。炉下部に空気の流量を制御する第1バルブ31と、不活性ガス吹込み手段38とを設け、炉上部に排ガスの流量を制御する第2バルブ33を設ける。炉本体26の蓋27に排気管路34を接続し、それに開閉手段35と冷却手段36とを設ける。揮発成分は、排気管路34に導かれ、冷却されて液化し、回収される。開閉手段35を閉じて、バルブ操作によって空気および排ガスの流量を制御すると炭化反応が進行する。炉本体26への空気は、均熱部材29を経て均等に分配され、炭化反応を均一に進行させて炭化むらを防止する。開閉手段35を切換えて、液回収と炭化とを同一の炉で行うことができる。金属製の炉本体26と不活性ガスの吹込みとは、冷却速度を速める。
請求項(抜粋):
筒状に形成され、上下に延びる金属製の炉本体と、炉本体の上部の開口部を開閉可能に塞ぐ金属製の蓋と、炉本体の下部に設けられるバーナと、炉本体内でバーナの上方に配置され、バーナからの排ガスをジグザグに導く経路を形成する均熱部材と、炉本体の下部に設けられ、炉本体内に不活性ガスを吹込む不活性ガス吹込み手段と、炉本体の上部の開口部を介して装脱可能であって、均熱部材の上部に載置され、多数の透孔が形成され、炭化すべき材料を収納する金属製の収納籠と、炉本体の下部に設けられ、炉本体への空気の流量制御が可能な第1流量制御手段と、炉本体の上部に設けられ、炉本体からの排ガスの流量制御が可能な第2流量制御手段と、一端部が蓋に接続され、少なくとも他端部寄りの部分が他端部に向かって下方に傾斜して延びる排気管路と、排気管路の一端部に設けられ、排気管路を開閉する開閉手段と、排気管路の前記傾斜部分に設けられ、排ガスを冷却する冷却手段と、排気管路の他端部に接続され、液体を回収する回収塔とを含んで構成されることを特徴とする炭化炉。
IPC (2件):
C10B 41/08 ,  F27D 17/00 104
FI (2件):
C10B 41/08 ,  F27D 17/00 104 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 竹材等の乾留方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-199058   出願人:板井築炉株式会社, 西部瓦斯株式会社
  • 特開昭54-093233
  • 炭化・木酢液製造装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-344294   出願人:九州オリンピア工業株式会社, 株式会社環境技研宮崎
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