特許
J-GLOBAL ID:200903090654959433

酸化エチレンガス滅菌装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綿貫 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-214736
公開番号(公開出願番号):特開2002-028226
出願日: 2000年07月14日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】【課題】 ボンベ内の圧力を測定しなくともよく、ボンベ内の酸化エチレンガスの残重量を正確に把握することができ、ボンベの交換時期を正確に判断可能な酸化エチレンガス滅菌装置を提供する。【解決手段】 滅菌工程開始前に、ボンベ内の酸化エチレンガスの現残重量から、設定した供給圧力と設定した滅菌温度においての予想消費重量を減算して予想残重量を算出し、算出した結果の予想残重量と滅菌工程を行える最小限度重量とを比較して、該滅菌工程を実施するか否かを判定することを特徴とする。
請求項(抜粋):
被滅菌物が収納される滅菌室と、該滅菌室内に導入される酸化エチレンガスが収納されているボンベと、滅菌工程時の滅菌温度を設定する第1の設定手段と、酸化エチレンガスを滅菌室内へ供給する際の供給圧力を設定する第2の設定手段と、滅菌工程時の滅菌温度と酸化エチレンガスの供給圧力とに基づいて算出された酸化エチレンガスの消費重量が予め記憶されているデータテーブルを有すると共に、ボンベ内の酸化エチレンガスの現在の残重量と、ボンベ内の酸化エチレンガスの残重量が最小限度重量以下になった場合には滅菌工程を行えないと経験上判明している該最小限度重量とを記憶している記憶手段と、滅菌工程開始前に、前記第1の設定手段と前記第2の設定手段によって設定された滅菌温度と酸化エチレンガスの供給圧力とに基づく酸化エチレンガスの消費重量を、滅菌工程を実施した場合において消費すると予想される予想消費重量として前記記憶手段内のデータテーブルから抽出すると共に、前記記憶手段内に記憶されているボンベ内の酸化エチレンガスの現在の残重量を現残重量として抽出し、現残重量から予想消費重量を減算することで前記滅菌工程を実施した後にボンベ内に残っている酸化エチレンガスの重量である予想残重量を算出する算出手段と、前記予想残重量と、前記記憶手段内から抽出した最小限度重量とを比較する比較手段と、前記第1の設定手段と前記第2の設定手段によって設定された滅菌温度と酸化エチレンガスの供給圧力で滅菌工程を行う制御手段とを具備し、該制御手段は、前記比較手段が、最小限度重量よりも予想残重量が小さいことを検出した場合には、滅菌工程を実行しないように制御し、前記比較手段が最小限度重量よりも予想残重量が大きいことを検出した場合には、滅菌工程を実行するように制御することを特徴とする酸化エチレンガス滅菌装置。
FI (2件):
A61L 2/20 K ,  A61L 2/20 C
Fターム (7件):
4C058AA12 ,  4C058BB07 ,  4C058JJ12 ,  4C058JJ15 ,  4C058JJ22 ,  4C058JJ24 ,  4C058JJ28

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