特許
J-GLOBAL ID:200903090655055171

穏やかな反応条件でのセルロース溶媒に基づくリグノセルロースの分別および試薬の再循環

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 三好 秀和 ,  伊藤 正和 ,  原 裕子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-502734
公開番号(公開出願番号):特表2009-531424
出願日: 2006年03月29日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
本発明の実施形態は、経済的に実用可能な方法でリグノセルロース系バイオマスの周知の扱いにくさを克服する。リグノセルロース系バイオマスを、セルロース、ヘミセルロース糖、リグニン、および酢酸に効率的に分別するための方法およびシステムを提供する。このようにして得られたセルロースは、高非晶質であり、周知の方法を使用して容易にグルコースに変換することができる。発酵性ヘミセルロース糖、低分子量リグニン、および精製された酢酸も、本発明の方法およびシステムの主要生成物である。本発明のある実施形態では穏やかな加工条件および低溶媒/固体比であるため、資本コストおよび加工費が比較的少なくなる。
請求項(抜粋):
リグノセルロース系バイオマスの分別方法であって、 (i)リグノセルロース系バイオマスを提供する工程と、 (ii)第1の溶媒を提供して、前記リグノセルロース系バイオマスと混ぜ合わせる工程であって、前記第1の溶媒によって、前記リグノセルロース系バイオマス中に存在するセルロースの少なくとも一部を溶解させる工程と、 (iii)第2の溶媒を提供して、工程(ii)で得られた物質と混ぜ合わせる工程であって、工程(ii)中の前記第1の溶媒によって溶解した前記セルロースの少なくとも一部を液相から沈殿させる工程と、 を含む方法。
IPC (1件):
C07G 1/00
FI (1件):
C07G1/00
Fターム (18件):
4B064AC03 ,  4B064AC33 ,  4B064AF02 ,  4B064CA01 ,  4B064CA21 ,  4B064CB07 ,  4B064CC03 ,  4B064CD09 ,  4B064CD19 ,  4B064DA16 ,  4H055AA02 ,  4H055AB44 ,  4H055AB99 ,  4H055AC11 ,  4H055AD22 ,  4H055BA10 ,  4H055BA30 ,  4H055CA60
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭54-160755
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-160755
  • 特開昭54-160755

前のページに戻る