特許
J-GLOBAL ID:200903090657267303

微生物好気培養における炭素源濃度の制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-277938
公開番号(公開出願番号):特開平5-076346
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【構成】 炭素源フィード液を断続的に培養槽に添加する微生物の好気的流加培養、連続培養及び菌体再利用連続培養においてフイード培養中培養槽内の基質炭素源をコンピュータを使用して低濃度に自動制御する方法、及びそのような方法を実施するのに好適な装置。【効果】 フィード培養中の微生物の糖などの炭素源資化速度を精度良く推定し、適切な炭素源フィード液のフィード速度で培養槽内培養液の炭素源濃度を制御することができ、信頼性良く確実に炭素源の枯渇を検出することができ、しかも通気撹拌状態の影響を受けずに炭素源の枯渇を検出することができる。
請求項(抜粋):
炭素源フィード液を断続的に培養槽に添加する微生物の好気的流加培養、連続培養又は菌体再利用連続培養において、フィード液の初回添加は予め求めておいたフィード速度でフィード液を一定時間添加することによって行ない、第2回目以降の添加はある添加期に先行する添加停止期において培養槽内炭素源(基質)が枯渇するときに生ずる pHの上昇又は溶存酸素濃度の上昇がコンピュータで検出されるときに開始しかつ該添加停止期の時間と該添加停止期に先行する添加期のフィード液のフィード速度とから該添加停止期の時間が長ければより小さくそして短ければより大きくなるように該コンピュータで算出されるフィード速度で一定時間添加することによって行なうことを特徴とする微生物好気培養において培養槽内基質濃度を常に自動的に低レベルに維持するように制御する方法。
IPC (3件):
C12N 1/00 ,  C12M 1/36 ,  C12Q 3/00

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