特許
J-GLOBAL ID:200903090660318911

蒸発燃料放出抑止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-254367
公開番号(公開出願番号):特開平8-091062
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 高速給油時における良好な給油性を確保しつつリキッドシール作用により、給油パイプからの蒸発燃料の放出を防止することができると共にレイアウトの自由度の大きい蒸発燃料放出抑止装置を提供する。【構成】 給油パイプ2の先端部には、上方に開口する燃料溜り4と、逆止弁5と、圧抜きパイプ6とが設けられている。燃料溜り4は、略円弧状(曲線形状)をなす底面4bを有し、底面4bの最下部には小孔4aが設けられている。圧抜きパイプ6は、給油パイプ2の先端部の少し上流側と燃料タンク内とを連通するものであり、逆止弁5の閉弁時(図示の状態)に給油パイプ内の圧力と燃料タンク内の圧力を等しくするために設けられている。逆止弁5は、給油時以外は自重で給油パイプ2の開口端を閉塞する閉弁状態にある。給油時は、燃料によって図の矢印Bの方向に回動して開弁状態となる。
請求項(抜粋):
給油パイプを有する燃料タンクへの給油時における蒸発燃料の大気への放出を抑止する蒸発燃料放出抑止装置において、給油パイプの燃料タンク内の先端部に、上方に開口し給油燃料を蓄える燃料溜りを設けたことを特徴とする蒸発燃料放出抑止装置。

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