特許
J-GLOBAL ID:200903090663473306

ドライブユニットの潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-203832
公開番号(公開出願番号):特開2001-032914
出願日: 1999年07月16日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 オイルレベルを自動的に調整することにより、低速回転時には充分なオイル掻き上げ量を確保すると共に、高(中)速回転時にオイル撹拌ロスが増加することを防止する。【解決手段】 車輌の走行開始時にあっては、オイルリザーバ室Aは、オイルが排出路39から排出されて空になっており、従ってその分オイル溜りBのオイルレベルL2 が高くなっている。この状態で、電気モータのロータが回転して始動する。該始動時にあってはロータの回転速度は低いが、オイルレベルは高く、充分な量のオイルを掻き上げる。掻き上げられたオイルの一部は、リブ36a,36bに案内されて開口37a,37bからオイルリザーバ室Aに導入され、該リサーバ室Aに溜められるオイル量が増加し、その分メインのオイル溜りBのオイルレベルL1 が低下する。この状態では、ロータは、中速から高速回転になっているが、オイルレベルは低く、大きなオイルの撹拌ロスを伴うことなく、該高い回転に基づき必要量のオイルが掻き上げられる。
請求項(抜粋):
回転部材をケースに収納し、該ケースの下方に設けられたオイル溜りのオイルを前記回転部材にて掻き上げて潤滑してなる、ドライブユニットの潤滑装置において、前記ケースの一側面に、前記回転部材の中心軸を中心とした所定半径上の少なくとも下方部分を内方に突出する鍔部を形成し、該鍔部先端に蓋板を固定して、前記鍔部及び前記蓋部にて囲まれる前記ケース側空部の下方にて、上方に開口を有すると共に下部に排出路を有するオイルリザーバ室を形成し、前記掻き上げられたオイルを前記オイルリザーバ室に一時的に溜めて、前記オイル溜りのオイルレベルを変化することを特徴とする、ドライブユニットの潤滑装置。
IPC (5件):
F16H 57/04 ,  B60K 7/00 ,  F16H 57/02 501 ,  F16N 7/26 ,  H02K 7/116
FI (5件):
F16H 57/04 P ,  B60K 7/00 ,  F16H 57/02 501 D ,  F16N 7/26 ,  H02K 7/116
Fターム (24件):
3D035DA03 ,  3J063AA01 ,  3J063AB12 ,  3J063AC01 ,  3J063BA11 ,  3J063CA06 ,  3J063CB02 ,  3J063CB53 ,  3J063XD47 ,  3J063XE31 ,  3J063XF02 ,  5H607AA00 ,  5H607AA02 ,  5H607BB04 ,  5H607BB06 ,  5H607BB07 ,  5H607BB09 ,  5H607CC01 ,  5H607CC03 ,  5H607DD02 ,  5H607DD03 ,  5H607DD16 ,  5H607EE31 ,  5H607EE36

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