特許
J-GLOBAL ID:200903090663694590

電波低反射特性を有する熱線遮蔽ガラス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 栄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092777
公開番号(公開出願番号):特開平5-294674
出願日: 1992年04月13日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【構成】透明なガラス基板の一方の表面上に、膜厚が76〜150nm のTa又はTiSi或いはZrの窒化物薄膜又は窒素酸化物薄膜を少なくとも1種以上選択し第1層として被膜した後、その上に、膜厚が0〜50nmのTi、Ta、TiSi、Zr、Snの酸化物薄膜を第2層として被膜した電波低反射特性を有する熱線遮蔽ガラス。更に前記第1層の下地層として、膜厚が1〜25nmのCrの窒化物薄膜又は窒素酸化物薄膜をアンダーコート被膜した電波低反射特性を有する熱線遮蔽ガラス。並びに前記被膜した熱線遮蔽性能膜の表面抵抗値が10kΩ/口以上で、かつガラス面側からの反射色調がブルー系色調を呈する電波低反射特性を有する熱線遮蔽ガラス。【効果】例えばガラスと同程度に電波を効率よく透過させ、高層建築物等に用いてTV映像でのゴースト現象をなくする等電波障害を防ぎ、しかも断熱性能を有し冷暖房効果をより向上せしめ、かつガラス面反射色調がブルー系色調でまた必要に応じて膜面反射色をニュートラル化せしめることができ、比較的低透視性等、より美観を呈し、環境に優しく、高居住性となる。
請求項(抜粋):
透明なガラス基板の一方の表面上に、膜厚が76〜150nm のTaまたはTiSiあるいはZrの窒化物薄膜または窒素酸化物薄膜を少なくとも1種以上選択し第1層として被膜した後、該第1層の上に、膜厚が0〜50nmのTi、Ta、TiSi、Zr、Snの酸化物薄膜を第2層として被膜したことを特徴とする電波低反射特性を有する熱線遮蔽ガラス。
IPC (2件):
C03C 17/34 ,  C23C 14/06

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