特許
J-GLOBAL ID:200903090667587845

可変容量圧縮機及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-095371
公開番号(公開出願番号):特開平9-280171
出願日: 1996年04月17日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造及び制御でもって高回転数領域における負荷を低減することができて、耐久性の向上可能な可変容量圧縮機及びその制御方法を提供する。【解決手段】 クランク室15と吐出室38との間の給気通路48の途中に、その開度を調節するための容量制御弁49を設ける。容量制御弁49には吸入通路32に連通された感圧室71を設け、その感圧室71には吸入圧の変動を前記給気通路48を開閉する弁体67に伝達するためのベローズ73を収容する。ソレノイド63に所定の電流を入力して前記弁体67への付与荷重を変化させて設定吸入圧を変更する。駆動シャフト16の回転数が所定値以上になったときに、前記設定吸入圧を上げるべくソレノイド63への入力電流を変更して、吐出容量を減少させる。
請求項(抜粋):
ハウジングの内部にクランク室を形成するとともに駆動シャフトを回転可能に支持し、前記ハウジングの一部を構成するシリンダブロックに複数のシリンダボアを形成し、そのシリンダボア内にはピストンを往復動可能に収容し、前記駆動シャフトにカムプレートを一体回転可能かつ揺動可能に挿着し、制御圧室の圧力を変更することにより前記カムプレートを収容するクランク室の圧力とシリンダボア内の圧力との前記ピストンを介した差を変更し、その差に応じてカムプレートの傾角を変更して、吐出容量を制御するようにした可変容量圧縮機において、前記クランク室が制御圧室を兼ねるとともに、そのクランク室と吐出圧領域との間を連通する給気通路の途中にはその開度を調節するための容量制御弁を設け、その容量制御弁は、前記給気通路を開閉する弁体と、吸入圧領域に連通された感圧室と、その感圧室に収容され吸入圧の変動を前記弁体に伝達するための感圧機構と、入力電流に応じて前記弁体への付与荷重を変化させて設定吸入圧を変更するためのソレノイドとを有し、前記駆動シャフトの回転数が所定値以上になったときに、前記設定吸入圧を上げるべく前記ソレノイドへの入力電流を変更して、吐出容量を減少するようにした可変容量圧縮機。
IPC (3件):
F04B 27/14 ,  F04B 27/08 ,  F04B 49/06 341
FI (3件):
F04B 27/08 S ,  F04B 49/06 341 B ,  F04B 27/08 P

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