特許
J-GLOBAL ID:200903090670175612

流動接触分解供給原料注入法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-224461
公開番号(公開出願番号):特開平7-150149
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【構成】 炭化水素注入帯域に対して上方向に粒子状触媒を通過させる段階;粒子状触媒/炭化水素の重量比を5/1〜40/1、触媒との相対速度として、注入速度を-9〜-305m/s で、微粒子された液滴状に炭化水素を注入する段階;触媒と炭化水素を上方向に反応帯域を通過させる段階;およびライザー反応帯域のスリップ比を10/1〜1/1に維持する段階を含む、炭化水素の接触流動反応。【効果】 炭化水素供給原料の気化が実質的に瞬時に起き、触媒と炭化水素との良好な接触が保たれるので、効率よく流動接触分解反応を行うことができる。
請求項(抜粋):
触媒流動帯域中で粒子状触媒を流動化し、0.15〜1.22m/s (0.5〜4ft/s)の触媒速度で炭化水素注入帯域に対して上方向に粒子状触媒を通過させる手段;粒子状触媒/炭化水素の重量比を5/1〜40/1の割合、触媒との相対速度として、注入速度を-9〜-305m/s (-30〜-1,000ft/s)で、炭化水素を微粒子化された液滴の形で炭化水素注入帯域中に注入する手段;粒子状触媒および炭化水素の両者を反応条件下で反応帯域中を上方向に通過させ、粒子状触媒と炭化水素を反応帯域から取り出し、それによってライザー反応帯域中の粒子状触媒滞留時間(tcat )と炭化水素滞留時間(thc)とを定める手段;およびそれによって式(1)によるライザー反応帯域のスリップ比(S”)を10/1〜1/1に維持する手段を含む、初期触媒流動帯域、炭化水素注入帯域および反応帯域とを含む、垂直に延びるライザー反応帯域中において、炭化水素と粒子状触媒との間で行われる流動接触分解法。【数1】

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