特許
J-GLOBAL ID:200903090681447550

淡水化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外6名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001002785
公開番号(公開出願番号):WO2001-072638
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2001年10月04日
要約:
【要約】太陽エネルギー等の低いエネルギー密度の熱源を利用して効率よく淡水化を行うことができる装置を提供する。淡水化装置は太陽熱集熱器1、蒸発装置2、冷却塔3、蒸留水タンク4、濃縮水タンク5及び真空手段6で構成され、真空手段6で蒸発装置2の各蒸発器の蒸発空間等を減圧し、前段の蒸発器で発生した水蒸気を当該蒸発器の熱交換器に熱源として導入し、発生した水蒸気と凝縮した凝縮水を加熱源として次段の蒸発器の熱交換器に供給するようにし、複数個の蒸発器を多重効用とした。蒸発装置の最前段には、脱気室を設け、蒸発器に供給する原水から不凝縮ガスを脱気する。熱媒循環路には、凝縮熱媒を太陽熱集熱器に向けて送給するためのポンプ26を設ける。蒸発装置内で水蒸気を発生して凝縮された原水を、凝縮器に導入して冷却水として使用する。
請求項(抜粋):
熱源と、 複数の蒸発器を備え、原水を前記熱源からの熱で加熱することにより同原水から水蒸気を発生させる蒸発装置と、 前記蒸発装置内で加熱された原水から発生した水蒸気を当該蒸発装置の最後段の蒸発器から受け入れ凝縮させて蒸留水とするための凝縮器と、 前記蒸発装置の蒸発器内の空間を大気圧以下に減圧する真空装置と、 を有し、 前記蒸発器は、その最前段の蒸発器が外部からの原水を受け入れるようになされ、各蒸発器は所定量を超える原水を次段の蒸発器に流下するように接続されており、且つ、前記最前段の蒸発器の熱交換器には前記熱源からの熱が供給され、同最前段の熱交換器において原水から発生した水蒸気は次段の蒸発器の熱交換器に加熱源として供給され、該供給された水蒸気が当該次段の蒸発器において原水との熱交換によって凝縮されて発生した凝縮水と、同熱交換によって原水から発生した水蒸気とを、更に次段の蒸発器の熱交換器に加熱源として供給し、以下の蒸発器において同様の加熱源供給を行うようにされており、最後段の蒸発器で発生した水蒸気は前記凝縮器に供給されて凝縮されて蒸留水とされ、同最後段の蒸発器から排出される蒸留水とともに淡水として取り出されるようにしたことを特徴とする淡水化装置。
IPC (8件):
C02F 1/04 ,  B01D 1/26 ,  B01D 1/30 ,  B01D 19/00 ,  B01D 19/00 101 ,  C02F 1/14 ,  C02F 1/20 ,  F24J 2/04
FI (8件):
C02F 1/04 A ,  B01D 1/26 Z ,  B01D 1/30 A ,  B01D 19/00 D ,  B01D 19/00 101 ,  C02F 1/14 A ,  C02F 1/20 A ,  F24J 2/04 M

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