特許
J-GLOBAL ID:200903090685149740

漆器の模様付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木幡 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-157611
公開番号(公開出願番号):特開平5-318993
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 網目以外の模様を付し得、かつ網状体を用いて優れた網目模様を盛り上げた状態に容易に構成し得る技法を提供すること。【構成】 茶碗素材1の糸尻2に糊被覆3を施し、下地を作り、下塗りを行なう。下塗り上に模様シート4、4...を貼付し、上記茶碗素材1に密着状態に網状体5を被覆する。この後、半透明の色うるしを塗布し、網目模様を盛り上げ、乾燥後、網状体5を剥離する。剥離後、剥離跡に残った網状の突条7、7...中の小溝を埋め、かつ網状の突条7、7...を盛り上げるように、半透明の色うるしを塗重ねる。次いで色うるしが柔らかなうちに茶碗素材1の上縁の色うるしを削り取り、乾燥させる。更に上記茶碗素材1の塗布面を、平均径が6.7μのシリコン炭化物研磨材を利用して磨き、最後に仕上げうるしで仕上げる。
請求項(抜粋):
素材に一般の技法により漆塗り用の下地を構成し、更に一般の技法によるうるしの下塗り工程を経た後、上記素材の下塗り面に網状体を剥離可能に密着被覆した上で、所望の色うるしを上記網状体に寄せるようにしながら塗布し、乾燥後、素材から上記網状体を剥離し、次いで素材の表面に、上記網状体の剥離跡に残った網状の突条中の中央小溝を埋め、かつ上記網状の突条を盛り上げるように同色の色うるしを塗重ね、その後、乾燥させ、かつその表面全体を平均径が8.0〜3.0μの研磨材で磨き、最後に仕上げうるしで仕上げることによる漆器の模様付け方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-136799

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