特許
J-GLOBAL ID:200903090693254765

往復動用密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-078341
公開番号(公開出願番号):特開平8-184377
出願日: 1995年03月08日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 シールリップの摩擦力低減を図ると共に、耐摩耗性向上を図る。【構成】 シールリップ6の相手部材4との接触面に、軸方向に所定距離だけ離間する一対の突起9,10を設け、油側の突起9の接触角を、油側をβ1とし、大気側をα1とした場合に、α1≧β1に設定し、大気側の突起10の、油側の接触角をβ2とし、大気側の接触角をα2とした場合に、β2>α2に設定したことを特徴とする。突起の高さは、1〜500[μm]の範囲内で形成される微細突起とし、上記接触角構造の一対の微細突起を一組として、複数組配置したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
軸方向に相対移動自在に設けられる2部材間をシールするもので、一方の部材に固定される環状の密封装置本体と、該密封装置本体から他方の部材に向かって延びて他方の部材に摺動自在に密封接触するシールリップとを備えた往復動用密封装置において、前記シールリップの相手部材との接触面に、軸方向に所定距離だけ離間する一対の突起を設け、該突起先端を相手摺動面に摺動自在に接触させて突起間と相手摺動面間に空間を形成し、密封対象流体側の突起の、密封対象流体側の接触角をβ1とし、反密封対象流体側の接触角をα1とした場合に、α1≧β1に設定し、反密封対象流体側の突起の、密封対象流体側の接触角をβ2とし、反密封対象流体側の接触角をα2とした場合に、β2>α2に設定したことを特徴とする往復動用密封装置。

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