特許
J-GLOBAL ID:200903090696395939

加飾用シート及び加飾成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-016253
公開番号(公開出願番号):特開平5-338090
出願日: 1993年02月03日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 製品の表面に加飾層が直接露出せず、しかも温水や熱水が繰り返し接触するような用途に供しても、長期間にわたって加飾表面層が成形体本体から剥離しない加飾用シート及び加飾成形体を得る。【構成】 加飾用シート1は、第1層11上に加飾層12を介して第2層13が積層されている。そして、加熱により、第1層の方が第2層よりも硬化が進んだ状態で両層が半硬化されている。なお、第1層の表面に離型層14が積層されている。この加飾成形体を、例えば、第1層11(離型層は除去する)或いは離型層14(離型層は付けたまま)が片面に当接するように成形用型の所定位置に置き、第2層13の表面に硬化性樹脂と熱硬化剤とを含有する成形材料(例えば、SMC)を積層し、これを加熱及び加圧成形することにより、第1層中、第2層中及び成形材料中の熱硬化性樹脂を硬化させ一体化させて加飾成形体を得る。
請求項(抜粋):
硬化性樹脂と分解温度の高い熱硬化剤と分解温度の低い熱硬化剤とを含有する第1層と、硬化性樹脂と分解温度の高い熱硬化剤と分解温度の低い熱硬化剤とを含有する第2層と、加飾層とからなり、第1層と第2層との間、第1層中、第2層中のいずれか少なくとも1箇所に加飾層が介在するようにして第1層と第2層とを積層し、この積層体を分解温度の高い熱硬化剤の分解温度よりも低く且つ分解温度の低い熱硬化剤の分解温度よりも高い温度に加熱して、第1層の方が第2層よりも硬化が進んだ状態に両層を半硬化させ一体化してなる加飾用シート。
IPC (6件):
B32B 27/08 ,  B29C 43/20 ,  B32B 7/02 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/18 ,  B29K105:06

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