特許
J-GLOBAL ID:200903090700203322

車載用燃料分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-206332
公開番号(公開出願番号):特開2004-232624
出願日: 2003年08月06日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】分離膜を用いた車載用燃料分離装置の分離性能を向上させる。【解決手段】原料燃料タンク3内のガソリンを分離膜1101を備えた分離装置10により原料燃料よりオクタン価の高い高オクタン価燃料と原料燃料よりオクタン価の低い低オクタン価燃料とに分離する。分離装置には、原料燃料と分離後の低オクタン価燃料とを熱交換させて原料燃料温度を上昇させる熱交換器120、分離後の低オクタン価燃料を原料燃料として分離膜に再循環させ原料燃料温度を更に上昇させる循環ライン140、分離後の燃料に含まれる低オクタン価成分を分離膜の高オクタン価燃料側に供給して低オクタン価成分の分圧を増大させるための気液分離器が設けられ、これらの要素の一つ以上を作動させることにより、非作動時に較べて分離膜1101の高オクタン価成分の透過率が増大し分離膜の分離性能が向上する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料中の高オクタン価成分を選択的に透過させる分離膜を備え、原料燃料中の高オクタン価成分を前記分離膜を透過させて前記分離膜の一方の側に原料燃料より高オクタン価成分含有率が多い高オクタン価燃料を生成し、前記分離膜の他方の側に原料燃料より高オクタン価成分含有率が少ない低オクタン価燃料を生成する車載用燃料分離装置であって、 前記分離膜に供給される燃料の温度を制御することにより、燃料中に含まれる高オクタン価成分の量のうち前記分離膜を透過する高オクタン価成分の量の割合を増大させる透過率増大手段を備えた、車載用燃料分離装置。
IPC (2件):
F02M33/00 ,  F02M37/00
FI (4件):
F02M33/00 D ,  F02M37/00 P ,  F02M37/00 Z ,  F02M37/00 341Z

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