特許
J-GLOBAL ID:200903090700687044

HIVプロテアーゼ遺伝子における薬剤により選択された変異の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-556068
公開番号(公開出願番号):特表2002-518065
出願日: 1999年06月22日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】本発明は、HIVプロテアーゼ遺伝子における薬剤により選択された変異の迅速かつ信頼性の高い検出方法であって、逆ハイブリダイゼーションアッセイにおいて一緒になって機能するように最適化された特定のプローブのセットを用いて薬剤耐性に関与するコドンの範囲を同時に特徴づける方法に関する。より詳細には、本発明は、生物学的試料中のHIVウイルスの抗ウイルス剤に対する感受性を決定する方法に関し、該方法は、a)必要ならば、試料中に存在するポリ核酸を遊離、単離または濃縮し、b)必要ならば、少なくとも1つの適当なプライマーペアーを用いてHIVのプロテアーゼ遺伝子の関連部分を増幅し、c)工程a)またはb)のポリ核酸を下記プローブの少なくとも1つ:コドン30を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、コドン46および/または48を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、コドン50を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、コドン54を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、コドン82および/または84を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、コドン90を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、あるいは上記プローブの相補物にハイブリダイゼーションさせ、さらに上記プローブは図1に示す標的配列のいずれかに、または上記標的配列の相補物に特異的にハイブリダイゼーションするという点でさらに特徴づけられるものであり、d)工程c)で得た結果から、薬剤耐性を生じさせる変異が該標的配列のいずれかに存在するか否かを推定することを含む。
請求項(抜粋):
生物学的試料中のHIVウイルスの抗ウイルス剤に対する感受性を決定する方法であって、 a)必要ならば、試料中に存在するポリ核酸を遊離、単離または濃縮し、 b)必要ならば、少なくとも1つの適当なプライマーペアーを用いてHIVのプロテアーゼ遺伝子の関連部分を増幅し、 c)工程a)またはb)のポリ核酸を下記プローブの少なくとも1つ: コドン30を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、 コドン46および/または48を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、 コドン50を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、 コドン54を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、 コドン82および/または84を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、 コドン90を含む標的配列に特異的にハイブリダイゼーションするプローブ、 あるいは上記プローブの相補物にハイブリダイゼーションさせ、 さらに上記プローブは図1に示す標的配列のいずれかに、または上記標的配列の相補物に特異的にハイブリダイゼーションするという点でさらに特徴づけられるものであり、 d)工程c)で得た結果から、薬剤耐性を生じさせる変異が該標的配列のいずれかに存在するか否かを推定することを含む方法。
IPC (3件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68 ,  C12Q 1/70
FI (3件):
C12Q 1/68 A ,  C12Q 1/70 ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (16件):
4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024HA12 ,  4B063QA01 ,  4B063QA06 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR08 ,  4B063QR42 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02

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