特許
J-GLOBAL ID:200903090706561042

姿勢可変車椅子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-176313
公開番号(公開出願番号):特開平6-343662
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 台車付き椅子の座席部分を後ろへ傾けて低い仰臥姿勢とする機能を簡単な構造で実現する。【構成】 4輪台車(1)と椅子本体(2)を可倒回転軸(8)で自在結合し、後脚(6)を椅子本体(2)と延伸部材(13)の間に、そしてロック付きガススプリング(14)をハンドル(16)と4輪台車(1)の間に夫々自在結合で介在させる。座面(4)の後縁は椅子枠(7)に、前縁はレッグレスト(9)の上端に夫々自在結合し、レッグレスト(9)の下端は台車付加部(11)に自在結合する。椅子本体(2)が後へ傾斜すれば、後脚(6)は延伸部材(13)を台車から滑り出させ接地支点を確保して転倒を防ぎ、ロック付きガススプリング(14)は椅子本体(2)に掛かる体重荷重を相殺して操作力を軽減させ、座面(4)は、前縁が下がって膝を下げレッグレスト(9)が脹ら脛を前方へ上げる。
請求項(抜粋):
前脚(3)の左右両下端を4輪台車(1)の可倒回転軸(8)に自在結合し、後脚(6)の左右両上端を背凭れ(5)の背面に、及びその下端は4輪台車(1)の後端から水平後方にスライドして出る両延伸部材(13)の後端に、それそれ自在結合してある構造において、椅子本体(2)を上記の可倒回転軸(8)を軸にして後下方へ傾け得ると共に、その時延伸部材(13)の後端下部に設けられたブレーキ(21)は接地固定点となし得て、その結果4輪台車(1)は前方へ変移移動し全体の転倒を防ぎ、且つロック付きガススプリング(14)を背凭れ(5)と4輪台車(1)との間に介在させて、椅子本体(2)を起き上がらせる様に作用させる車椅子。

前のページに戻る