特許
J-GLOBAL ID:200903090708739078

内燃機関クーラントポンプのメカニカルシールのためのシールアセンブリ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-048342
公開番号(公開出願番号):特開平7-269342
出願日: 1995年03月08日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関クーラントポンプにおいて流体密閉シールを形成する。【構成】 シールリング22と座金26の表面はそれぞれ、境界面28においてダイアモンドフィルム40及び42でコーティングされる。フィルム40、42は、シールリング22と座金26の境界面28を越えて延在し、境界面28から離れる方向への熱の伝導経路を提供する。ダイアモンドフィルムの高い熱伝導率は、境界面28で発生する温度上昇を低下させ、境界面の温度がクーラントの沸点を越えるおそれが実質的に減少される。ダイアモンドコーティングの極めて高い硬度により、それらの表面は、固形物汚染物や沈殿したクーラント化学薬品に対して抵抗性を有する。さらに、ダイアモンド構造における炭素原子の共有結合により、シールリング22と座金26のフェイスへの沈殿したクーラント固形物の付着が最小化され、クーラントが漏出することのない流体密閉シールが形成される。
請求項(抜粋):
第2の固定リングエレメントに対して回転する第1のリングエレメントにより、ポンプを介してクーラントを送り出すように動作し、前記第2の固定リングエレメントが、クーラントフィルムにより前記第1のリングエレメントから分離される内燃機関クーラントポンプのメカニカルシールのためのシールアセンブリであって、ポンプが動作している時に回転する前記第1のリングエレメントにおける環状の座金手段と、ポンプが動作している時に固定したままである前記第2のリングエレメントにおけるシーリングリング手段と、前記座金手段と前記シーリングリング手段との間にクーラントフィルムを保持して流体密閉シールを形成する、座金手段とシーリングリング手段との間の境界面手段と、を含み、前記座金手段と前記シーリングリング手段の各々が、前記境界面手段における表面上に、薄いダイアモンドフィルムでコーティングされるこのフィルムと適合性のある基体を含む、シールアセンブリ。
IPC (2件):
F01P 5/10 ,  F16J 15/34
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭5-256294

前のページに戻る