特許
J-GLOBAL ID:200903090709109833

破砕プラスチツクの比重分別方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-316949
公開番号(公開出願番号):特開平5-146705
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニル等の混合した破砕プラスチックを精度良く比重分別する破砕プラスチックの分別方法及び装置を提供する。【構成】高圧空気32を水槽10内底部に設けられた散気板20に送気し、散気板20で形成した微細気泡を前記水槽10に貯留された水に定量的に吹き込み均一に混合することにより、前記水の見掛け上の比重を1.0以下にすることができる。これにより、比重1.0以下の粒体を含んだ、比重の異なる2種類以上の破砕プラスチックの混合物の中から、比重1.0以下の破砕プラスチックを精度良く比重分別できる。また、前記操作で調整した比重液34は水なので、無機塩を溶解した水溶液のような他の比重液との組合わせで使用する場合、比重液相互の混入による設定比重の変化や汚染が問題とならない。
請求項(抜粋):
比重1.0以下の破砕プラスチックを含んだ、比重の異なる2種類以上の破砕プラスチックの混合物を、種類別に分別する破砕プラスチックの比重分別方法に於いて、高圧空気の微細気泡を水に定量的に均一に混合し、前記混合操作により、比重1.0以下の設定比重を有した比重液を調製し、前記1.0以下の設定比重を有した比重液に、比重1.0以下の破砕プラスチックを含んだ、比重の異なる2種類以上の破砕プラスチックの混合物を投入し、前記設定比重より小さい比重の破砕プラスチックを前記比重液に浮上せしめ、前記設定比重より大きい比重の破砕プラスチックのを前記比重液に沈降せしめて分別することを特徴とする破砕プラスチックの比重分別方法。

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