特許
J-GLOBAL ID:200903090712439500

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328134
公開番号(公開出願番号):特開平7-180592
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の回転変動や回転変化の影響を受けることなく、余り角度の時間換算を精度良く行って、目標とする制御量を確実に得る。【構成】 余り角度を時間換算するためのスピル時パルス時間TS2aを求めるに当たり、前回のスピル時期近傍でのスピル時パルス時間TS2と、前回及び前々回のそれぞれの燃料噴射終了後に瞬時回転数が最高となる時期近傍に相当する瞬時時間TN13n,TN13oを求める。瞬時時間TN13oとスピル時パルス時間TS2との比を回転変動率として設定し、瞬時時間TN13nにこの回転変動率を乗算して、今回のスピル時パルス時間を予測する。又、瞬時時間TN13nと瞬時時間TN13oとの偏差を回転変化量として求め、前記予測した今回のスピル時パルス時間から、この回転変化量を示す値を減算することにより、今回の最終的な補正後スピル時パルス時間TS2aを算出する。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトが一定クランク角度回転される毎にパルス信号を出力するパルス信号出力手段と、内燃機関における燃料噴射量等の制御量を調整するためのアクチュエータと、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、その検出された運転状態に応じて決定される制御量を得るべく、前記アクチュエータの作動を制御すべき時期に相当する目標クランク角度を算出する目標クランク角算出手段と、前記パルス信号出力手段からのパルス信号に基づき、そのパルス信号の所定の基準位置から前記目標クランク角算出手段により算出された目標クランク角度位置までのパルス信号のカウント数とそのパルス信号1つ分に満たない余り角度とを算出する余り角度算出手段と、前記パルス信号出力手段から出力されるパルス信号間の所要時間を、クランクシャフトが一定クランク角度回転されるのに要する時間に相当するパルス時間として算出するパルス時間算出手段と、前記余り角度算出手段により算出された余り角度を、前記パルス時間算出手段により算出されたパルス時間に基づいて時間換算する角度時間換算手段と、前記余り角度算出手段により算出されたパルス信号のカウント数と前記角度時間換算手段による余り角度の時間換算値とから決定されるタイミングで前記アクチュエータの作動を制御する制御手段とを備えた内燃機関の制御装置において、前記アクチュエータの前々回の制御時期終了後に内燃機関の瞬時回転数が最高になる時期近傍でのパルス時間と、アクチュエータの前回の制御時期近傍でのパルス時間との比を、回転変動率として算出する回転変動算出手段と、その算出された回転変動率と、アクチュエータの前回の制御時期終了後に内燃機関の瞬時回転数が最高になる時期近傍でのパルス時間とに基づいて、前記目標クランク角算出手段による今回の目標クランク角度近傍でのパルス時間を予測するパルス時間予測手段とを設け、その予測されたパルス時間に基づいて、前記角度時間換算手段による余り角度の時間換算を行うようにしたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/40 ,  F02D 41/14 330 ,  F02D 45/00 362 ,  F02M 41/12 350 ,  F02M 41/12

前のページに戻る