特許
J-GLOBAL ID:200903090715210830

ステンレス鋼の仕上脱炭精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-249834
公開番号(公開出願番号):特開平8-109410
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明は真空下でのステンレス鋼の吹酸脱炭精錬において、脱炭酸素効率を高位に維持し、仕上脱炭を効率的に行う方法を提供する。【構成】 Cr濃度が5%以上の取鍋内溶鋼に直胴型浸漬管を浸漬し、該浸漬管内を減圧するとともに、取鍋低部より攪拌用ガスを供給し、かつ炭素濃度が1.0〜0.01%の範囲で、上方より酸素ガス吹付けを行う真空脱炭精錬において、真空度を50Torr以上の高真空とし、精錬用酸素ガスに酸素/Ar比が3.0〜0.2となる比率でArガスを混合し、かつ酸素ガス吹付け速度を気泡活性面当り0.04〜0.40(Nm3 /hr・cm2 )、気泡活性面積が全溶鋼表面積の10%以上、かつ酸素ガス吹付け面の100%以上とすることにより、吹酸脱炭中のCr酸化を抑制し、脱炭酸素効率を高位に維持することが可能となる。
請求項(抜粋):
Cr濃度が5%以上の取鍋内溶鋼に直胴型浸漬管を浸漬し、該浸漬管内を減圧するとともに、取鍋低部より攪拌用ガスを供給し、かつ炭素濃度が1.0〜0.01%の範囲で、上方より酸素ガス吹付けを行う真空脱炭精錬において、真空度を50Torr以上の高真空とし、精錬用酸素ガスに酸素/Ar比が3.0〜0.2となる比率でArガスを混合し、かつ酸素ガス吹付け速度を気泡活性面当り0.04〜0.40(Nm3 /hr・cm2 )、気泡活性面積が全溶鋼表面積の10%以上、かつ酸素ガス吹付け面の100%以上とすることを特徴とするステンレス鋼の仕上脱炭精錬方法。
IPC (3件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/068 ,  C21C 7/072

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