特許
J-GLOBAL ID:200903090715933963

伸張可能なゾーンを含む吸収性物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-522801
公開番号(公開出願番号):特表2000-502268
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】吸収性物品は伸張可能なゾーンを含む。これらの伸張可能なゾーンは、吸収性物品を広げて、広い範囲の大きさの使用者にフィットさせることができる。伸張可能なゾーンは、伸張ゾーンの伸張と収縮によってウエストおよび脚部開口寸法を広い範囲で調整できる。体側ライナー層と外側カバー層が1方向に伸張され、これに対応して他方に収縮するスパンボンド層から構成されるのが好ましい。伸張可能なゾーンは、一般的に外側カバー層と体側ライナー層との間に、これらとともに伸張するように取り付けられた弾性層を含む。弾性層は、弾性フィルムまたは材料ストランドから構成される。吸収性コアが体側ライナー層と外側カバー層との間に配置されている。吸収性物品を形成するための方法が、伸張体側ライナー層を伸張外側カバー層に取り付け、弾性層を外側カバー層と体側ライナー層との間に組み入れることによって少なくとも1つの伸張ゾーンを作り出すことによってベース構造を形成する段階を含む吸収性物品を製造する方法を開示する。本発明の別の実施例において、複数の伸張可能ゾーンが複数の弾性層エレメントで形成される。本発明の別の実施例において、外側層は、ギャザーが形成されて弾性層と体側ライナー層とに取り付けられた非伸張層により形成される。本発明の別の実施例において、伸張ゾーンは、弾性層が存在しない状態で、外側カバー層と体側ライナー層とにより形成される。
請求項(抜粋):
前側部分、後側部分、前記前側部分と後側部分とを接続する股部分と、第1 の外側周囲と、を有し、前記前側部分と、前記後側部分と前記股部分とが組み 合わされて、吸収性物品の全面積を形成するようになっており、さらに前記前 側部分、前記後側部分および股部分とを通って延びる第1の長手方向の軸線を 有しており、該長手方向の軸線は、これとほぼ整列する前記吸収性物品の第1 の方向と第2の横方向とを形成し、 (a)第1の方向と第2の横方向の少なくとも一方に伸張可能な第1材料により 形成された外側カバー層と、 (b)前記第1の方向と第2の方向の少なくとも一方に伸張可能な第2の材料に より形成され、前記外側カバー層と組み合わされてベース構造を形成する体側 ライナー層と、 (c)第2の外側周縁部を有し、前記外側カバー層と前記体側ライナー層との間 に弾性層を形成し、前記外側層と前記体側ライナー層との少なくとも一方に取 り付けられた少なくとも一つの弾性層エレメントと、を備え、前記外側カバー 層と、前記体側ライナー層と、前記弾性層とが、実質的に完全に伸張した非応 力状態で同時に共存できるようになっており、 (d)少なくとも一つの前記弾性層エレメントの前記第2の外側周縁部内に形成 され、前記体側ライナー層と前記外側カバー層の共存部分を含む少なくとも一 つの伸張ゾーンと、 を備え、 前記少なくとも一つの伸張ゾーンによって、該少なくとも一つの伸張ゾーン における前記吸収性物品の伸張と収縮とにより前記少なくとも一つの伸張可能 ゾーン内に前記吸収性物品の広い範囲の伸張性を与えるようになっている吸収 性物品。
IPC (2件):
A61F 13/15 ,  A61F 5/44
FI (2件):
A41B 13/02 G ,  A61F 5/44 H
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭56-079701
  • 特開平2-001267
  • 特開平2-004365
全件表示
審査官引用 (10件)
  • 特開昭56-079701
  • 特開昭56-079701
  • 特開平2-001267
全件表示

前のページに戻る