特許
J-GLOBAL ID:200903090720105823

ごみ焼却飛灰の成分調整方法および溶融処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-133473
公開番号(公開出願番号):特開平10-323644
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 塩化カルシウムが多量に含まれている飛灰を電気抵抗式溶融炉で溶融処理すると、塩化カルシウムを主とする溶融塩層が生成し、この溶融塩層に電流の流れが偏り、溶融炉の操業が不能になる。【解決手段】 ごみ焼却炉1と集塵機3を接続する煙道(排ガス流路)2内へ消石灰や炭酸カルシウムなどのカルシウム含有物質の粉末を吹き込む際に、高温領域で塩化カルシウムと反応するアルカリ金属化合物を含む物質の粉末を吹き込み、このアルカリ金属化合物含有物質を、焼却炉1から飛散して来た媒塵および塩化水素との反応生成物と一緒に集塵機3で捕集し、飛灰中のアルカリ金属分の含有率を増加させる成分調整を行う。
請求項(抜粋):
ごみ焼却設備の排ガス流路にカルシウム含有物質の粉末を投入した際に捕集される飛灰を電気抵抗式溶融炉で溶融処理可能な成分に調整する方法において、前記排ガス流路にカルシウム含有物質の粉末と共に高温領域で塩化カルシウムとの反応性を有するアルカリ金属化合物を含む物質の粉末を投入し、高温領域では塩化カルシウムが消失してアルカリ金属の塩化物が生成する成分組成に調整することを特徴とするごみ焼却飛灰の成分調整方法。
IPC (3件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  F23J 1/00
FI (4件):
B09B 3/00 303 L ,  F23J 1/00 B ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 G

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