特許
J-GLOBAL ID:200903090729502582

組電池充電制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-322466
公開番号(公開出願番号):特開平8-182212
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 組電池を構成する各電池に供給される充電電流量を制御することで、バイパス回路を設けることなく各単セルの過充電を防止する。【構成】 いずれかの過電圧検出回路104から過電圧検出信号が出力された回数が所定数を超えるまでは、回数が増えるに従って徐々に充電電流を少なくする。過電圧検出信号の出力回数が所定数を超えると、単セル充電器107を用いて各単セルを順々に充電する。このように、充電電流量を制御して各単セルの過充電を防止するため、従来のようなバイパス回路を設ける必要がなく、バイパス回路の発熱という問題も起きない。また、一部の単セルの端子電圧が過電圧検出レベルを超えても充電電流量を減らして充電を継続するようにしたため、組電池全体の充電時間を短くできる。
請求項(抜粋):
充電可能な複数の電池を直列に接続して構成される組電池と、前記組電池を構成する前記電池のすべてに充電電流を供給する第1の充電器と、前記組電池を構成する前記電池ごとに設けられ、前記電池の端子電圧が充電時に所定電圧以上になると過電圧検出信号を出力する過電圧検出回路とを備え、前記組電池を構成する前記各電池の過充電を防止する組電池充電制御回路において、前記組電池を構成する前記電池のいずれか一つに充電電流を供給する第2の充電器と、前記過電圧検出回路のいずれかから前記過電圧検出信号が出力される回数を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された回数が所定数を超えるまでは前記第2の充電器を用いずに前記第1の充電器を用いて前記組電池全体の充電を行い、前記計測手段によって計測された回数が前記所定数を超えると前記第1の充電器を用いずに前記第2の充電器を用いて前記電池を順次に充電する制御手段とを備えることを特徴とする組電池充電制御回路。

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