特許
J-GLOBAL ID:200903090732137119

フェーズドアレイアンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-320202
公開番号(公開出願番号):特開平9-162628
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 アンテナ素子の数が増えるにつれて、DBF処理用の複素ウェイトデータの算出に要する演算量が急速に増大し、また、DBF処理部のハードウェア規模が増大する。【解決手段】 アンテナ素子2で受信された受信信号は、アンテナ部1の合成分配器で縦横両方向に等分配され、縦方向の第1の給電路群11と横方向の第2の給電路群12へ送出される。これらの受信信号はサーキュレータ群3-13-2及びIQディジタル変換群5-15-2を介してDBF処理部6-16-2に入力され、制御部9で算出されたアンテナ部1の横方向のウェイトデータ、縦方向のウェイトデータとそれぞれ積和演算されて受信部10へ入力される。受信信号の処理系統を2つに分けて処理が行われるため、アンテナ素子数m×nの場合、ウェイトデータ算出のための制御部9の演算量が従来の(m+n)/(m×n)倍に低減できる。
請求項(抜粋):
平面又は曲面に沿って2次元マトリクス状に配列された複数のアンテナ素子と、該複数のアンテナ素子のそれぞれに対応して設けられ、励振信号の合成及び受信信号の等分配を行う複数の合成分配器と、前記複数の合成分配器のうち横方向に配置された複数の合成分配器毎に励振信号を出力し又は合成受信信号が入力される第1の給電路群と、前記複数の合成分配器のうち縦方向に配置された複数の合成分配器毎に励振信号を出力し又は合成受信信号が入力される第2の給電路群と、前記第1及び第2の給電路群毎に配置されており、受信信号の検波とその検波信号のA/D変換を行う第1及び第2の信号処理手段と、該第1及び第2の信号処理手段から別々に出力されたディジタル信号と、別途生成した第1及び第2のウェイトデータとの積和演算を別々に行って第1及び第2のディジタルビーム演算結果を別々に出力する第1及び第2のディジタルビーム形成処理手段とを有することを特徴とするフェーズドアレイアンテナ。
IPC (5件):
H01Q 3/38 ,  A61B 8/00 ,  G01N 29/26 ,  G01S 7/02 ,  G01S 7/28
FI (5件):
H01Q 3/38 ,  A61B 8/00 ,  G01N 29/26 ,  G01S 7/02 F ,  G01S 7/28 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る